プライスアクションにおける『スラスト』活用ガイド
1. スラストとは何か
『スラスト』とは、ローソク足が連続して前日の高値(または安値)を更新して確定する動きのことです。
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『スラストアップ』…陽線が連続して高値を更新して確定
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『スラストダウン』…陰線が連続して安値を更新して確定
これは単なる偶然の並びではなく、『強い買い圧力・売り圧力が継続している証拠』となります。
2. スラストの特徴と使い所
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一波の初動で出ることが多く、勢いのあるトレンドを示唆
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第3波のようなトレンド中盤でも連続陽線・陰線として現れやすい
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『調整』と『本格的な反転』を見極める補助サインになる
ただし、スラストだけを根拠に逆張りするのは危険です。
必ず『上位足のトレンド方向』『レジサポ』『チャートパターン』と組み合わせましょう。
3. スラストと環境認識の組み合わせ
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日足でスラストが出たら、内部波動は1時間足で確認
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上位足で押し目や戻り売りの局面なら、1時間足で『押し目買い』や『戻り売り』のタイミングを探す
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特に下ヒゲからの陽線連続や上ヒゲからの陰線連続は、買い方・売り方の試しと失敗が見える重要な動き
4. 実践的な見方
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上位足で『スラスト』を発見
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1時間足で内部波動を確認
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MA(20MA・80MA)やネックラインと重なる位置でエントリー検討
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前日のローソク足の『終値』や『ヒゲ先』を試す動きに注目
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試して反発した場合、トレンド方向に乗る
5. 注意点
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トレンド中は『MA抜け』を待って押し目や戻り売りを狙う
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スラスト後は値幅を達成したら調整入りしやすい
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前日の終値や高安値付近では『試し』の動きが多く、ダマしに注意
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損切りは根拠の外に置く(ローソク足1本下などの浅すぎる損切りは狙われやすい)
まとめ
『スラスト』は、単なるローソク足の連続ではなく、市場心理と資金の流れが可視化されたサインです。上位足の方向性と組み合わせれば、勢いのある波に安全に乗るための強力な武器になります。
💬 最後にひと言
相場の波は、ただ眺めているだけでは味方になりません。
『スラスト』のサインを見つけたら、その波に自ら飛び込み、勢いを自分のものにしてみましょう。
トレードの本質は、手法にあらず

わたしのトレードは、
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