聞くだけスパルタンFX vol.3 【波カウントの本質と使い方】

聞くだけスパルタンFX FX初心者向けガイド

波カウントの本質と実践的な使い方|56スパルタンFXに学ぶ“波の現在地”の捉え方

波カウントとは

  • 『現在地』を把握するための道具

  • トレンドフォローを支援する補助ツール

  • 数えること自体が目的にならないよう注意


波の基本構造(5波)

  • 推進波:1波・3波・5波(トレンド方向)

  • 調整波:2波・4波(押し・戻し)

  • 『今、推進か調整か』を意識するだけで相場観が変わる


第1波の見つけ方(信頼性の高い条件)

  • ダブルトップ/ボトムなどの明確なチャートパターンをブレイク

  • 上位足のMA(例:日足の20MA)を抜ける or 絡む

  • ダウ理論の戻り高値/押し安値をブレイク

  • 複数の根拠が重なるほど信頼性アップ


第2波を『ものさし』にする

  • 第1波 → 第2波(調整) → 第3波が狙い目

  • 第4波の調整幅=第2波と同等の規模になりやすい

  • 値幅・時間・エネルギー感を比較


横横調整の考え方

  • 深く押さずに横ばいで時間調整=『横横調整』

  • 時間をかけてエネルギーを溜めるパターン

  • 『価格が落ちない=調整ではない』という誤解に注意


トレード戦略の具体例(マルチタイム活用)

  • 4時間足でトレンドフォローを狙う

  • 1時間足で転換パターン(例:ダブルボトム)を確認

  • 1時間足の第1波でエントリー

  • 一部利確 → 残りは4時間足の目標へ伸ばす

  • 第1波は戻されやすい → 利益確保を優先


小さな波に潜む『大きな始まり』

  • 上位足の戻り高値を抜ける前に、すでに小さな1波(=3の1波)が始まっていることも

  • MA抜け・チャートパターンで“先に動いた波”を察知

  • ダウブレイクを待ちすぎると、リスク・リワードが悪化する可能性


まとめ|波を『使う』意識がトレードを変える

  • 波カウントはあくまで“道具”

  • 現在地・波の構成・エネルギー感を把握

  • 小さな兆しを見逃さず、トレンドの起点に早く乗る

  • マルチタイムフレームで根拠を重ねて戦略化


『波を数える』のではなく、『波を使いこなす』トレードへ。
目の前の波をどう読むかで、次のトレードが変わる。