
ブログ記事構成
この記事で得られること
- トレンドブレイクの瞬間に『機械的に』想定すべき3つのシナリオ
- 高掴みや乗り遅れが起きる構造的な原因
- アラートの置き方と20MAを使った押し目待ちの手順
経験があるのに勝ちきれない人に共通する「意識の欠落」
チャートが読める、ダウ理論も知っている、にもかかわらず利益が安定しない。その理由はトレードの技術不足ではなく、『トレンドが出た瞬間に何を考えるか』の整理ができていないケースが多いと考えられます。
知識として「押し目買い」を知っていても、ブレイクの足が確定した瞬間に頭の中が空白になる——この状態が、高掴みや乗り遅れの起点になっています。
トレンドが出た瞬間に考えるべき3つのこと
ブレイクを確認したら、以下の3点をその場で想定しておくことが判断の基準点になります。
- ネックラインへの押しを待つ
- このまま継続上昇するかどうか(押しが浅い・なしのケース)
- より深い押し(先の戻り高値など)を待つ
この3点を『トレンドを確認した瞬間』に機械的に設定できているかどうかが、乗れるトレーダーと乗れないトレーダーを分ける分岐点になります。
『補足: このシナリオ設定の考え方は、動画の約5分40秒〜7分00秒あたりで「3つある」として実際のチャートを使いながら説明されています。』
「抜けたから入る」が高掴みになる理由
トレンドラインをブレイクした足だけを根拠にロングした場合、その後ぐるっと戻してから本格上昇するチャートの動きに損切りをかされるケースが多くなります。
これはチャートの構造として、ブレイク後に一度ネックラインを試しに来る動きがある程度見込まれているためです。ネックラインを損切りに設定してしまうと、チャートが試しに来た時点でほぼ確実に損切られる構造になっています。
だからこそ、ブレイクした足の確定だけで判断するのではなく、『どこで一度止まるかを確認してから乗る順番』が重要になります。
20MAが来るまで待つ——「時間を稼ぐ」という考え方
押し目を拾うタイミングで重要な役割を果たすのが20MA(移動平均線)です。
ブレイク後に小さな押しが入る時間帯は、20MAがエントリー候補ゾーンに追いついてくるための時間でもあります。MAが来ていない状態でロングしても、根拠が薄くなります。まずはMAが水平線に絡んでくるのを確認してから判断する、というフローが一つの目安です。
焦りを感じる場面ほど、20MAが追いついているかどうかを確認する習慣が安定に向けた助けになります。
『補足: MAと水平線が重なるゾーンでの具体的な見方は、動画の約14分50秒〜16分20秒あたりで日足・4時間足を切り替えながら説明しています。』
アラートをどこに置くか
3つのシナリオを想定したら、アラートをその場で設定しておくことが実行力に直結します。
設定すべき場所の目安は、まずネックライン付近。次にそのラインよりやや深い押しが来た場合の戻り高値候補です。アラートが鳴ることで画面を見続ける必要がなくなり、鳴った時点でチャートを確認するという流れに切り替えられます。
ブレイクのアラートを上方向に引きすぎると、鳴った時には追いかけるだけになる場合があるため、基本は押しを待つ方向のラインに設定しておくことが基本の考え方です。
上位足と下位足の使い分け——「差し込んだ時」の読み方
4時間足でネックラインに差し込んだ状態の時、1時間足ではアップトレンドが継続している場合があります。この場合、4時間のトレンドがまだ転換していなくても、1時間の動きを優先して見ていくことができます。
ただしこれは「環境認識」の話であり、まずはシンプルに「トレンドが出たら3つのシナリオを想定する」が先になります。マルチタイムの整合を取る作業はその後に重ねる習慣として位置づけるのが、混乱を防ぐ一つの考え方です。
練習は「今週トレードしなくていい」から始められる
チャートを見続けてもすぐに判断が身につくわけではなく、「1つのチャートをひたすらリプレイモードで見続ける」練習の方が力になりやすいです。
通貨ペアをいくつも同時に見るより、まずトレンドが出た瞬間に3つのシナリオを機械的に言語化できるようになることを優先する。その上で監視ペアを広げるという順番が、取りこぼしを減らす土台になります。
『補足: 練習方法と通貨ペアの絞り方については、動画の約29分30秒〜31分50秒あたりで「まずはこれができてから」として話がまとめられています。』
まとめ——トレンドを見た瞬間の行動を固定する
- ブレイクを確認したら、即座に3つのシナリオ(ネックへの押し/継続上昇/深い押し)を設定する
- アラートをその場で置く習慣を持つ
- 20MAが来るまでは基本的に「待つ」フローを維持する
- 高掴みは「ブレイク足で入る」構造から生まれやすい
これらを毎回同じ手順で実行できるようになることが、再現性のある判断につながると考えられます。
宜しければ前回の記事も併せてご覧ください。
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