波カウントを実践で使いこなすシンプル戦略
相場の波を数えられるようになると、トレンドの転換や継続を先読みできます。
『どこが1波なのか』を見つける練習こそ、トレードの基礎力を高める最短ルートです。
1. 1波を特定する2つの条件
波のスタートである1波を見極めるポイントはシンプルです。
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『チャートパターンのネックラインをブレイクする』
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『1つ上の時間軸のMA(移動平均線)を抜ける』
例えば1時間足の逆三尊を見つけて、ネックラインをしっかり抜けた動きが1波のサインになります。
2. ラス押し・ラス戻りを確認する
トレンド転換を確定させる重要な目印が『ラス押し戻り』です。
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ダウントレンド中なら戻り高値を超えたか
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アップトレンド中なら押し安値を割っていないか
ただし1波が出た時点では、ラス押し戻りを抜けきらない場合も多いので注意が必要です。
3. 移動平均線を使った転換のヒント
移動平均線はトレンド転換を捉える強力なツールです。
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1時間足で80MAを抜ける動きは、4時間足20MAを抜けることを示す
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4時間足で120MAを抜ける動きは、日足20MAを抜ける兆し
上位足のMAを抜けるタイミングは、上位足のトレンド転換の初動である可能性を秘めています。
4. フラクタル構造を意識して波を数える
相場はフラクタル構造を持っています。
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1時間足の5波動が、4時間足の1波(ひとなみ)を形成する
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4時間足の5波動が、日足の1波(ひとなみ)になる
この多階層の視点を持つと、短期足のトレンドを上位足の波に織り込むエントリーが可能になります。
5. 2波の深い押しを想定する
1波を捉えた後は、必ず2波の調整を意識します。
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2波は深く押すのが特徴
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ネックラインまでしっかり押してヒゲで反発する動きが多い
『深く押す』を前提にゾーンを設定し、ヒゲ残りやローソク足の切り返しでエントリーを狙います。
6. トレンド転換の実践ステップ
以下の手順を心がけてください。
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逆三尊やダブルボトムを確認し、ラインチャートでネックラインを正確に引く
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ネックラインを抜けた後、MAをしっかり超える動きを待つ
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MAをトレンドをつけて抜ける形が理想
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強い陽線確定などをサインにエントリー
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利確はN値やチャネル上限を目安にする
無理に底で拾おうとせず、パターンの完成やブレイクを待つことが大切です。
7. 環境認識を常に忘れない
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日足や4時間足のトレンドを大きな地図として捉える
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上位足のMAやチャートパターンを確認する
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短期足での転換は、上位足の逆張りになる場合がある
特に最初の1波を狙う局面はボラティリティが大きく、フェイクも多いので慎重さが重要です。
8. まとめ
『1波を捉える』とは、単なるブレイクアウトを狙うのではなく、
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チャートパターンの完成
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上位時間軸のMA抜け
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ラス押し戻りの突破
を組み合わせて総合的に判断する力を養うことです。
最後に
トレンドはいつも形を変えます。波を数えながら、ラインを引いて、チャートの呼吸を聴くように練習してみてください。
『チャートと仲良くなることが、トレード上達への一番の近道です。ぜひ、あなたの相場で試してみてください』
動画内で学んだ内容を、今の相場でどう活かす?が鍵です。
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皆さんのトレードが上手くいくよう、力になれたら幸いです。
頑張っていきましょう!