波カウントの本質と実践的な使い方|56スパルタンFXに学ぶ“波の現在地”の捉え方
波カウントとは
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『現在地』を把握するための道具
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トレンドフォローを支援する補助ツール
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数えること自体が目的にならないよう注意
波の基本構造(5波)
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推進波:1波・3波・5波(トレンド方向)
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調整波:2波・4波(押し・戻し)
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『今、推進か調整か』を意識するだけで相場観が変わる
第1波の見つけ方(信頼性の高い条件)
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ダブルトップ/ボトムなどの明確なチャートパターンをブレイク
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上位足のMA(例:日足の20MA)を抜ける or 絡む
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ダウ理論の戻り高値/押し安値をブレイク
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複数の根拠が重なるほど信頼性アップ
第2波を『ものさし』にする
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第1波 → 第2波(調整) → 第3波が狙い目
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第4波の調整幅=第2波と同等の規模になりやすい
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値幅・時間・エネルギー感を比較
横横調整の考え方
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深く押さずに横ばいで時間調整=『横横調整』
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時間をかけてエネルギーを溜めるパターン
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『価格が落ちない=調整ではない』という誤解に注意
トレード戦略の具体例(マルチタイム活用)
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4時間足でトレンドフォローを狙う
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1時間足で転換パターン(例:ダブルボトム)を確認
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1時間足の第1波でエントリー
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一部利確 → 残りは4時間足の目標へ伸ばす
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第1波は戻されやすい → 利益確保を優先
小さな波に潜む『大きな始まり』
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上位足の戻り高値を抜ける前に、すでに小さな1波(=3の1波)が始まっていることも
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MA抜け・チャートパターンで“先に動いた波”を察知
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ダウブレイクを待ちすぎると、リスク・リワードが悪化する可能性
まとめ|波を『使う』意識がトレードを変える
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波カウントはあくまで“道具”
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現在地・波の構成・エネルギー感を把握
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小さな兆しを見逃さず、トレンドの起点に早く乗る
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マルチタイムフレームで根拠を重ねて戦略化
『波を数える』のではなく、『波を使いこなす』トレードへ。
目の前の波をどう読むかで、次のトレードが変わる。