トレンド追随- 1時間足でストレスフリーに稼ぐ
相場の大局観を見失わずにトレードする
FXトレードにおいて、相場の大局観を把握し続けることは非常に重要です。ただし、あまりにも長期的な視点だけに捉らわれていると、短期的な変化点を逃してしまう恐れもあります。
そこで今回は、1時間足のチャート分析に着目し、より短期的な視野からも相場の動きを捉える方法を解説します。長期的なトレンドと短期的な変化点を両立させることで、効果的なエントリーと利益確保が可能になります。
専業の方でもスキャルピングの方でも、利を伸ばす時に使える考え方だと思いますし、1時間足トレードは時間的にもゆとりがあり、相場の動きもわかりやすいため、トレードストレスを軽減できると思います。
また、短期足トレードに苦戦している方にも、ぜひ参考にしていただきたい分析手法です。トレンドの大局観を意識しつつ、短期的な変化点をしっかりと捉えられるようになれば、確実に勝率が上がるはずです。
今回は、具体的な1時間足のチャート分析手法から、ポジションの構築や利確ルールまで解説していきます。是非、1時間足のトレンドフォローを極めて、FXトレードの勝率アップを図っていってください。
4時間足と1時間足の両軸で相場を把握する
まずは、大局観の把握から始めます。長期的なトレンドの視点として、4時間足以上のチャート分析に着目します。4時間足以上のチャートを確認すると、明確な上昇トレンドが継続していることがわかります。つまり、相場全体としては強気の動きが続いている場面でした。
このようなマクロの市場環境認識は、短期的なトレードを行う上でも重要な前提条件となります。長期の上昇トレンドが続いている相場では、調整局面でのショートよりも、むしろ買いのチャンスを狙うのがより適切な選択となります。
一方で、短期的な視点としては1時間足のチャート分析に注目します。1時間足のチャートを見ると、4時間足の上昇トレンドの中で一時的な調整局面が発生していることがわかります。
このような1時間足のチャート上の変化点こそが、逆張り時には有効なエントリーのタイミングとなります。4時間足の大局観を見守りつつ、1時間足の動きに注目することで、ポジションの構築や利確のタイミングを的確に見極められるようになります。
4時間足と1時間足の両方のチャートを組み合わせて分析することが、この手法の要と言えます。
順張り逆張り問わず、同じように考える事が出来ますので、特に順張り時には乗り遅れがないように、どうなったらもう乗って行くという定義を持っておくことが必要になります。