【ポンド相場の戦い方】プランAとBを持つ理由と今週の実践戦略

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【ポンド相場の戦い方】プランAとBを同時に持つ理由と今週の実践戦略

こんにちは、56スパルタンFXです。今週は『ポンドドル』と『ポンド円』に絞って、僕自身が実際に考えている戦略プランA・Bをシェアします。

数ある通貨ペアの中でも、なぜこの2つに注目するのか?
どうやって相場に対応していくのか?
リアルな思考過程をそのままお届けするので、ぜひ参考にしてください。

ドルインデックスで土台を確認:上昇トレンド継続中

まずは環境認識の起点、ドルインデックスから。

  • 雇用統計をきっかけにやっと押し目が入り、そこから高値を更新
  • トレンドラインの3点目に引っかかり、一時的な利確は入る想定
  • ただしここで反転とは限らず、上値余地はまだある

このドルの強さを背景に、ポンドドルとポンド円の動きを組み立てていきます。

【ポンドドル戦略】

■プランA:戻り売りを狙うメイン戦略

  • トレンドラインをブレイクし、現在はダイヤモンドフォーメーション形成中
  • 月足・週足で重なる強力なネックラインに接近中(利確が入りやすい)
  • 一度戻りをつけて反発が止まるなら、そこで売っていく構え

このプランAが機能するかどうかは、週明けの月火の動きがカギになります。

■プランB:上抜けレンジへの移行パターン

  • 切り下げラインを突破するようであれば、相場は横ばいのレンジに移行
  • その場合、既存のトレンドラインは意味を失い、短期レンジ内で戦略変更が必要
  • 週半ばのCPI(消費者物価指数)前後がターニングポイントになる可能性あり

【ポンド円戦略】

  • ダブルボトムから上昇し、今は日足の切り下げラインに接触中
  • このまま頭を押さえられれば反落、抜けてくれば継続上昇もあり得る

注目すべきは、「頭が切り下がっているダブルボトム」になっていること。
もしここで落ちてくれば、ネックライン下までの押しが入る可能性がある。
ただし、現在はアップトレンド中でもあるため、慎重な判断が求められます。

トレードスタンスは『時間軸・手法固定、通貨ペアを柔軟に』

僕は時間軸や手法を変えることはありません
変えるのは『通貨ペア』です。
今週も1時間足ベースで、優位性の高い通貨に絞って入っていきます。

たとえば…

  • ポンドドルが理想的な戻りをつけてくれれば、そこから売る
  • 逆に動いてしまえば触らず、代わりにポンド円で短期トレード
  • それも無理なら、他ペアに切り替えるだけ。無理にポンドに固執はしない

この『柔軟さと一貫性の両立』が、勝ち残るための土台だと思っています。

まとめ:戦略は“構えて待つ”もの

  • ポンドドルは、戻り売りが本命。上抜けなら戦略切り替え
  • ポンド円は、上昇継続か反落かの境目にあり、判断が難しい状況
  • CPIなど重要指標の前にどう仕込むかが今週のポイント
  • 自分の軸(時間軸・手法)は変えず、通貨ペアで対応力を持つ

チャートは未来を語ってくれません。
だからこそ、「もしこうなったら、こうする」という戦略を複数持っておくことが大事です。

今週の相場も、あなたの『想定力』が武器になります。
まずは自分なりのプランABを立ててみてください。
準備が整っていれば、どんな相場でもブレなくなれますよ!