水平線で磨く!トレンドフォローの基本
『水平線を2本だけ引き、上位足の文脈で押し戻りを待ってから入る。途中では入らない。』これがトレンドフォローの原点です。
『すぐできる行動』
・監視通貨に『発生水平線』と『崩れ目の水平線』の2本だけを引き、到達価格にアラートを設定する。
水平線とは何か(初心者向け要点)
-
水平線:価格が何度も反応した『意識される価格帯』を線で表したもの。相場参加者の注文・損切りが溜まり、反応しやすくなります。
-
レジサポ転換:支持帯が抵抗帯へ、抵抗帯が支持帯へ『役割を反転』する現象。抜けた後の戻りで効きやすくなります。
-
発生水平線(ネックライン):直近の高安を明確に抜けて『トレンドが出た場所』に引く線。
-
崩れ目の水平線(ラス押し・ラス戻り):上昇中の最後の押し安値/下落中の最後の戻り高値。ここを割ると『トレンド崩れのサイン』になります。
-
MA(移動平均):一定期間の平均価格。『未到達なら戻りやすい』目安として使います。
-
プライスアクション:ローソク足の形や並びから『買い売りの勢い』を読む方法。
『すぐできる行動』
・上の用語を自分の言葉で一文定義し、今日のチャート画像に注釈を書き込む。
2本の水平線で相場を読む
『発生水平線=トレンドの起点』『崩れ目の水平線=トレンド崩れのサイン』この2本で足ります。
- トレンドは『どこで始まり』『どこで終わるか』の管理で再現性が決まるからです。
- 発生水平線(ネックライン)を背に押し目買い・戻り売りを計画し、損切りは『崩れ目の外側』に置きます。
- 線を増やすほど迷います。『2本で待つ』ほど一貫性が生まれます。
多時間足の使い方(上位で方向、下位で執行)
『日足・4時間足で方向を固定し、1時間足で実行する』が基本です。
相場はフラクタル構造。上位の流れに逆らうと逆行に巻かれます。
-
日足・4時間足:発生水平線と崩れ目の水平線を決め、必要なら『帯(ゾーン)』で管理。
-
1時間足:到達後に小さな戻り売り・押し目買いの『小さな水平線(小ネック)』完成を待って執行。
-
MA:未到達時は戻りを想定。『到達→反応』を確認します。
最初は『上位の流れに沿う注文』だけを選びます。
『すぐできる行動』
・週足/日足→4時間→1時間の順で、同じ水平線が機能しているかを確認する習慣を付ける。
水平線の引き方
手順の要点
-
上位足で『高安の明確な更新』が出た転換起点を特定する。
-
実体基準で線を引く。髭が多いときは帯(ゾーン)にする。
-
同時に『崩れ目の水平線(ラス押し・ラス戻り)』もマーキング。
-
1時間足へ落として、到達待ちの価格を具体化。
-
到達後に『小さな水平線のブレイク→戻りの反応』を待って執行。
詳細の注意
-
『明確な抜け』とは、実体で越えた後、戻りで同じ線が支持・抵抗として機能する状態です。
-
中腹で拾わない。『来なければ見送り』が正解です。
-
目標は親波の節目や直近スイングへ。損切りは『根拠が崩れる外側』に固定します。
『すぐできる行動』
・過去チャートで手順を確認しながら検証です。
エントリー戦略:途中で入らない。押し戻りでだけ入る
『伸び切った波は利確。次の押し戻りで再参加』が王道です。
途中から入ると損切りが遠く、RRRが悪化し、再現性も落ちます。
-
到達待ち:発生水平線(ネックライン)、または崩れ目の水平線への回帰を待つ。
-
間に合わない時:『飛ばす』追いかけない。
-
MA未到達:戻りやすい前提で、逆行の早買い・早売りを避ける。
結論:『待つ技術』こそ個人のエッジです。
よくある失敗と修正
-
高値掴み:完成後の調整で刈られます。『完成→利確→押し待ち』を徹底。
-
時間足の過剰分解:15分で早入り。1時間で押し確認、4時間で文脈確認に統一。
-
MA未到達の無視:未到達は戻りやすい。『到達→反応』を待つ。
-
レンジの早飛び:ボックスや三角持ち合いは『抜け+戻り』で有効性を確認。
まとめ
『水平線2本×上位足の流れ×到達待ち』これだけでもトレンドフォローは安定します。
発生点と崩れ目を価格で固定すると、待つべき場所が明確になるからです。
2本だけを維持し、1時間足で到達後の反応を確認してから入ります。
『自分の水平線が正しいか見てほしい』『到達後の判断に迷う』という方へ。個別添削で『線の精度』と『待つ基準』を一緒に固めます。2本の水平線が定まれば、トレードは静かになります。問い合わせはいつでも歓迎です。
トレードマスターコース【守・破・離】
「情報が多すぎて、何が正解かわからない」 「独学で頑張っているのに、安定して勝てない」 「勝ったり負けたりで、結局、大切な資金と時間を溶かしていませんか?」
もし、あなたがこんな壁にぶつかっているなら、それは『受け取っている情報』と『あなた自身の課題』がミスマッチを起こしている可能性が高いです。
FX・トレード指導を始めて、今月(2025年11月)で5年目を迎えることができました。 この4年間、160名以上の方と1対1で向き合い、彼らがなぜ勝てなかったのか、そしてどうすれば「負けないトレーダー」になれるのかを、徹底的にサポートしてきました。
トレードとは、突き詰めれば『感情との向き合い方』です。だから私は「感覚的な聖杯探し」を終わらせ、「再現性のある技術」と「値動きの本質を言語化」することで、トレードを再定義することにこだわってきました。
チャートの本質を知る喜びを、あなたと共鳴できたら嬉しく思います。
▼ 56スパルタンFX『守破離』プログラム詳細 https://trademastershuhari.vercel.app/
▼生徒様の声は→https://56spartanfx.com/thanks-for-join-us/
▼お申し込みは→https://56spartanfx.com/application/
私の動画は尺も長めですし、きらびやかな内容でもありません。
『ただし本質に特化した力は手に入ります』
理解できるまで何度も何度も動画を視聴してください。
質問などある際はお気軽にご連絡ください
(ブログ問い合わせ、メール、XのDMなんでも良いです)
MAの設定は
→https://56spartanfx.com/ma-set-up/
『無料と有料の違いは何ですか?』
→https://56spartanfx.com/what-is-the-difference/




