テクニカル分析シリーズの歩き方と『守破離』

テクニカル分析シリーズ FX初心者向けガイド

たくさんの動画、どこから見ればいい?

テクニカル分析を学び、自らの力で相場を読み解きたい。その熱意は、トレーダーとしての成長における最も重要な原動力です。しかしいざ学習を始めようとすると、50本以上もある動画リストを前に「一体どれから見ればいいのだろう?」と、途方に暮れてしまうかもしれません。

なので今回は、テクニカル分析シリーズの歩き方として、この動画シリーズを最大限に活用し、断片的な知識ではなく、体系的なスキルとしてテクニカル分析を身につけるための動画ガイダンスとして作りました。

1. すべての土台:最初に見てほしい「原理原則」の動画

テクニカル分析の学習は、家を建てるようなものです。頑丈な土台がなければ、その上にどんな立派な知識を積み上げても、いずれ崩れてしまいます。そこでまず最初に視聴していただきたいのが、すべての土台となる以下のシリーズです。

「波の動く修正と原理原則」

なぜ、このシリーズから始めるべきなのか。それは、単に重要だからというだけではありません。そもそも、私がこの動画シリーズを作り始めた最初のきっかけが、この「原理原則」を伝えることでした。つまり、これは数あるトピックの一つではなく、この動画シリーズの原点そのものなのです。新しく指導を始める生徒さんにも、まずこの4本の動画を見てもらうことから始めています。

この4つの動画を見てから、1回Zoomやりましょうっていうような、これを踏まえないと何も始まらないよ、っていうぐらいの内容となります。

まずはこの動画シリーズをじっくりと視聴し、テクニカル分析という世界の「原理原則」をあなたの思考の土台として固めてください。

この「原理原則」という土台を固めたら、次はその上に知識を確固たるものとして築き上げる段階となっていきます。

 

2. 「わかったつもり」を越えるための、効果的な視聴のコツ

動画を一度見ただけで「ああ、なるほど、わかった」と感じるかもしれません。しかし、その感覚は多くの場合、「わかったつもり」に過ぎません。例えば、一度見た映画のストーリーやセリフをすべて記憶するのが困難であるように、一度の視聴で複雑なテクニカル分析の概念を完全に自分のものにすることは、ほぼ不可能です。

真の理解に至る鍵は、繰り返し視聴することにあります。私自身も、当時の師匠の動画を何度も見返しました。一つの動画を10回以上見たり、7回目にして初めて「そういうことだったのか!」という本質的な気づきを得たりすることも珍しくありませんでした。

繰り返し見る中で、最初は点と点だった知識が線で繋がり始めます。すると、「だんだん全部わかってくる」という感覚が訪れ、学習は一気に「すごく楽しくなってくる」はずです。この感覚こそ、成長の証です。

効果的な学習のためのポイントを2つにまとめます。

  1. 繰り返し視聴する 一度で完璧に理解しようと気負う必要はありません。何度も見ることで、初回では見落としていた細かなニュアンスに気づき、回を重ねるごとに理解が深まっていきます。
  2. 知識の繋がりを意識する 新しい動画を見るとき、過去に学んだ内容とどう繋がるのかを意識してみてください。ある動画で得た気づきがきっかけで、「じゃあ今までの動画もこうだったのかな?」と過去の動画を見返したくなる瞬間が訪れます。このフィードバックループこそが知識を繋げ、あなたの理解を飛躍的に深めます。

知識が繋がる楽しさを実感し始めたら、いよいよその知識を、実際のトレードで使える本物のスキルへと昇華させるステップに進みます。

 

3. 知識をスキルへ:チャートの見え方が変わるまで

動画学習の最終的な目標は、単に知識を蓄えることではありません。あなた自身のトレードにおける明確な「基準」を作り上げることです。

この「基準」さえ確立できれば、トレードは感情に左右される複雑なものではなく、「自分の基準通りならエントリーし、そうでなければ様子を見る」という、規律ある単純な作業へと変わります。 これこそが、学習が目指す最終地点です。

そのために不可欠なのが、動画で学んだ知識を「今、動いているリアルタイムのチャート」で確認する「答え合わせ」の作業です。動画の中の過去チャートで学んだ原理原則が、今の生きた相場でどう機能しているか。それを自分の目で確かめ、繰り返し検証することで、知識は初めて生きたスキルへと変わります。

「原理原則」という土台の上に、あなたの「基準」を構築するための様々な道具(知識)を積み上げていきましょう。

  • ダウ理論とレジサポ
  • MA(移動平均線)
  • プライスアクション
  • リスクリワードの考え方
  • 大衆心理

これらの知識を学び、チャートと向き合い続けることで、あなたのチャートの見え方は「全く変わってくる」はずです。ただし、それには相応の時間が必要です。焦る必要はありません。半年から1年という期間をかけてじっくりと取り組むことで、確かな実力が身についていきます。

 

4. 最後に:あなたのトレード改善の「きっかけ」として

テクニカル分析の学習は、数ヶ月で完成するような短い道のりではありません。私自身、この道に入って9年ほど経ちますが、それでも今なお「ここの部分をもう少し深掘りしてみたいな」と思うことがあるくらい、奥の深い世界です。

だからこそ焦らず、ご自身のペースで学びを続けてください。一歩ずつ続ければ、必ずチャートから読み取れる情報量は増えていきます。

この動画シリーズがあなたが自身のトレードを見つめ直し、改善していくための「きっかけ」の一部となれたなら、これほど嬉しいことはありません。あなたの学習の旅路を、心から応援しています。

 

独学の限界は『第3者視点』が入らないこと

1人でやっていると、気づけない盲点が必ず出ます。

  • 早いエントリーを正当化する

  • ルール違反を“例外”にする

  • 負けた理由が『相場のせい』になる

ここに『第3者視点』が入ると、修正速度が上がります。
だから個別指導では、質問やトレード報告を元に
『癖の特定 → 修正案 → 次の一手』が早い。


指導は“答え”を渡すためではなく、
『自分で答え合わせできる基準』を作るためにあります。

トレードマスターコース【守・破・離】

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「情報が多すぎて、何が正解かわからない」 「独学で頑張っているのに、安定して勝てない」 「勝ったり負けたりで、結局、大切な資金と時間を溶かしていませんか?」

もし、あなたがこんな壁にぶつかっているなら、それは『受け取っている情報』と『あなた自身の課題』がミスマッチを起こしている可能性が高いです。

FX・トレード指導を始めて、今月(2025年11月)で5年目を迎えることができました。 この4年間、160名以上の方と1対1で向き合い、彼らがなぜ勝てなかったのか、そしてどうすれば「負けないトレーダー」になれるのかを、徹底的にサポートしてきました。

トレードとは、突き詰めれば『感情との向き合い方』です。だから私は「感覚的な聖杯探し」を終わらせ、「再現性のある技術」「値動きの本質を言語化」することで、トレードを再定義することにこだわってきました。

チャートの本質を知る喜びを、あなたと共鳴できたら嬉しく思います。

 

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