1. ポジポジ病とは
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感情に任せてトレードを繰り返す状態
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単なる取引回数の多さではなく、「根拠の欠如と精神的不安定」が本質
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大きく分けて2タイプ
2. タイプ別:原因と対策
感情型(自覚あり)
特徴:
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負けて冷静さを失いリベンジトレード
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動いているチャートに飛び乗る
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自分でも問題を認識している
対策:
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「1回負けたらPCを閉じる」など強制ルール
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あえてデモで感情トレードを続け、疲弊→冷静さ回復
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時間軸を上げて根拠重視
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ポジポジは「本能」と割り切る
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記録・SNS発信で自己客観視
分析型(自覚なし)
特徴:
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分析したつもりでも優位性がない
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インプット過多、アウトプット不足
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大局を無視した逆行トレード
対策:
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素直に「負けを認める勇気」
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トレードルールの明文化
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インプットを減らし、アウトプット重視
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検証とデータで優位性を数値化
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ルール遵守による自尊心の強化
3. 克服アプローチの核心
冷静な判断力の育成
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バックテストやFT4で期待値のあるパターンを明確化
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月足〜日足までの環境認識を徹底
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パターンの再現性と確率思考を体得
自尊心の確立
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トレード理由や値動きの言語化を習慣化
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負けの原因を明確にし、納得して前に進む
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「スルーして正解だった」という経験の積み上げ
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「今週も待てた自分」を褒める週間ルーティン
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アウトプット(ノート・SNS・ブログ)で成長を可視化
4. 行動がメンタルを作る
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知識よりも実際の行動がメンタルを変える
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ルールを守る→自信が生まれる→衝動を抑えられる
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感情管理は「仕組み」作りが鍵
5. 克服のロードマップ
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3ヶ月〜半年以上の長期戦
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愚直に「検証・ルール・振り返り・アウトプット」を繰り返す
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自滅トレードがなくなれば、勝てる構造が見えてくる
6. まとめ
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ポジポジ病=「感情」×「根拠の曖昧さ」
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克服のカギは、判断力の冷静さとルール遵守から来る自尊心
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成功者に共通するのは、「待てる力」と「言語化力」
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最終的に残るのは、「アウトプットを続けた人」