EUR/USD & GBP/USD ショート戦略:56トレード考察を解説
こんにちは!今回は、私が行ったユーロドル(EUR/USD)とポンドドル(GBP/USD)のショート(売り)トレードについて、その背景にある分析や考え方を共有したいと思います。トレード戦略の参考にしてみてくださいね。
全体の流れ:なぜ「売り」を狙ったのか?
まず両通貨ペアとも、少し長い時間軸(日足や4時間足)で見ると、下落の流れ(ダウントレンド)が発生している、またはその調整からの再下落が意識される状況でした。基本的な戦略としては、この下落の流れに乗るための「戻り売り」を狙うという方針です。
つまり、一時的に価格が上昇(戻り)したところを見計らって、再度下落するタイミングで売る、という考え方ですね。シンプルです。
ユーロドル(EUR/USD)のトレード考察
状況分析:
- 4時間足: 明確なダウントレンドが進行中。少し前にダブルトップのような形を作り、ネックラインを下にブレイクしていました。(窓開けや指標発表時の動きも絡んでいましたね)
- 狙い: この下落トレンドが続くことを見込み、価格が戻ってきたところを売りたい。
エントリーの決め手:
- 下落後、価格が戻りを試す動きを見せました。
- 1時間足で注目すると、この戻りの過程で、きれいなダブルトップを形成したんです。
- このダブルトップのネックライン(安値を結んだライン)を下にブレイクしたタイミングが、絶好の売り場だと判断し、エントリーしました。
その後:
- 狙い通り下落し、目標としていたダブルトップの値幅分程度で利益を確定。
- その後、少し揉み合い(レンジ)になっていますね。
ポンドドル(GBP/USD)のトレード考察
状況分析:
- ポンドドルも基本的な考え方はユーロドルと同じく「戻り売り」狙いです。
- ただしユーロドルに比べると、より長期的な視点では上昇の強さも感じられる場面もあり、少し複雑でした。
- しかし直近の日足~4時間足レベルでは、やはり下落の流れが強まっていました。
エントリーの決め手:
- ポンドドルで特に注目したのは、4時間足や1時間足で形成された、非常に分かりやすいダイヤモンドフォーメーションです。
- このチャートパターンは、形成後にどちらかの方向に大きく動きやすい特徴があります。
- 今回は、このダイヤモンドフォーメーションの下限ラインを下にブレイクしたタイミングで、「下落継続のサイン」と判断し、エントリーしました。
その後:
- こちらも狙い通り下落。ダイヤモンドフォーメーションの値幅を参考に、一部利益を確定しました。
- 現在は下落に対する調整の動き(フラッグのような形)が見られています。この形が下方向に決着すれば、さらなる下落も期待できるかもしれません。
まとめ:トレードで意識したこと
今回のトレードでは、以下の点を特に意識しました。
- 大きな流れ(トレンド)の把握: まず、日足や4時間足でどちらの方向に優位性があるかを確認する。
- 具体的なエントリータイミング: 大きな流れに沿いつつ、1時間足などでダブルトップやダイヤモンドフォーメーションといったチャートパターン、ネックラインのブレイクなど、具体的な売買サインを待つ。
- リスク管理: エントリーポイントを引きつけ、損切りを置きやすい場所で仕掛ける。
このように、複数の時間軸で相場を分析し、明確な根拠を持ってエントリーすることが、安定したトレードにつながると考えています。
今回の分析が、あなたのトレードのヒントになれば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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