FXエントリー精度UPの秘訣!「根拠が3つ揃う」まで待つトレード術
「ここでエントリーしていいのかな…?」 「まだ早い? それとももう遅い?」
FXトレードにおいて、この『エントリータイミング』の判断は永遠の課題かもしれませんね。自信を持ってエントリーボタンを押せず、チャンスを逃したり、逆に焦って飛び乗って失敗したり…そんな経験はありませんか?
今回はそんなエントリーの迷いを減らし、トレードの勝率と安定性を高めるための、私が最も重要視している考え方の一つ、『根拠が3つ以上あるポイントでしかエントリーしない』という、シンプルかつ強力なルールについて解説します!
難しく考える必要はありません。この考え方を身につけるだけで、あなたのエントリー判断の質は劇的に変わるはずですよ。
なぜ「根拠3つ以上」がトレードを安定させるのか?
なぜエントリーする際に、複数の根拠を重ねることがそれほど重要なのでしょうか?
それは、トレードが『確率のゲーム』だからです。一つのテクニカルサインだけでエントリーするのは、根拠としては少し心許ないですよね。しかし、
移動平均線(MA)もサポートしている、 重要な水平ラインでも反発している、 さらに反転を示すチャートパターンも出ている…
といったように、異なる角度からの分析(根拠)が複数、同じ方向(買い or 売り)を示していれば、その方向に価格が動く確率は当然高まります。
つまり、根拠を重ねれば重ねるほど、そのトレードの『優位性』が高まるのです。これにより、
自信を持ってエントリーできる 感情的なトレード(焦りや恐怖)を抑制できる トレードに一貫性が生まれ、分析・改善がしやすくなる
といったメリットが生まれます。トレードをギャンブルではなく、再現性のある技術にするための基本原則と言えます。
✅ 要約:5つのポイント
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「根拠が3つある場所」でエントリーせよ
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トレードの勝率を安定させるには、**複数根拠(例:MAとの絡み・チャートパターン・ネックライン・プライスアクションなど)**が揃ったポイントを狙うことが重要。
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単一のサインではなく、総合的な“条件の重なり”を待つ姿勢がリスク軽減に繋がる。
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エントリーポイントの基準は「MA(移動平均線)」が軸
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4時間足ではSMAとEMA、日足相当の120MA、週足相当の600MAなどを使い分けている。
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MAは「価格の後追い」だが、チャート上で常に“背景”として存在し、エントリーポイントの目安になる。
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トレンドフォローと波のカウントを組み合わせて考える
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上位足のトレンド方向・MAとの関係・内部波動(1波〜5波)を意識しながら、中途半端なエントリーは避ける。
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波が完成していない場合は、「1波なのか?4波なのか?」といった視点で見極める力が必要。
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エントリーは「簡単でシンプル」な思考で統一する
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複雑なテクニックよりも、「いつ・どこで・なぜ入るか」をルール化して誰が見ても同じ判断になる基準作りを優先。
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「チャートにたくさんの線を引きすぎない」「MAに絡んだ押し戻りに徹する」といった無駄を削ぎ落とす視点が大切。
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“勝つ”よりも“負けない”が最優先のマインド
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ロットを無理に上げず、長く続けるための安定性と再現性を最重視。
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「ここを逃してもまたチャンスはある」と考え、根拠が揃わない場面では“やらない”選択ができることが一流の条件。
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