【FX相場分析】2025/4/21〜トレード戦略

weekly 分析シリーズ

■ 今週の相場展望と指標スケジュール

  • 月曜はイースターマンデーで多くの国が休場。日本と米国は通常通り市場が開くため、動き出しには注意が必要。

  • 火曜以降は米・英・欧州・加・日の経済指標が予定されており、週後半にかけてボラティリティが高まる見込み。


■ ドルインデックス・ドル円のテクニカル状況

  • ドルインデックスは週足でのサポートラインブレイク中。日足・週足ともに弱気で、さらなる下落の可能性もあるが、重要ラインでの攻防のため、抜けたとしても一時的なブレイクでダマシとなるケースもある為、しっかりとした見極めが必要な場面

  • ドル円も同様にサポートライン付近で停滞中。現時点ではロング根拠は薄く、戻り売り戦略が優勢となるが、下げ余地には注意したい。


■ ユーロ・ポンド通貨ペアの見通し

  • ユーロドル・ポンドドルは上昇波動の終盤で、レジスタンスゾーンに差し掛かり天井圏。まだ売りの根拠は出ていないが、慎重姿勢で臨みたい局面。

  • ユーロポンドは日足インサイドバーが続き、明確な方向感は出ていない。押しの深さを確認してから判断すべき。


■ クロス円・オセアニア通貨の相場感

  • クロス円(ユーロ円・ポンド円など)はドル円に引っ張られやすく、方向感が乏しい。アセンディング形成中のため、上下どちらにも警戒。

  • オセアニア通貨(豪ドル・NZドル)は急騰後の押し目待ち。現在はエントリーしづらいフェーズと判断。


■ 今週の戦略スタンスと心構え

  • 明確なチャンスが少ない週であり、「やらない勇気」と「細かく取る意識」が重要。

  • 「形が出るまでは待つ」ことが大前提。ただしチャンスがあればしっかり乗る“待ちの中の攻め”も意識すること。