【FXユーロドル検証】三角持ち合いブレイク!絶好の押し目買いチャンスの見極め方
こんにちは!ユーロドルの過去検証、続きを見ていきましょう。前回は重要な抵抗帯(週足ラス戻りなど)付近での難しい局面でしたね。さて、その後どうなったでしょうか?
「レンジや持ち合いが続いた後、どっちに抜けるかドキドキする…」 「ブレイクした!と思っても、すぐ戻ってきちゃったり…」
そんな経験ありませんか? 今回はエネルギーが溜まった「三角持ち合い」を上にブレイクした後の、絶好の「押し目買い」チャンスをどう捉えるか、その考え方と具体的な戦略を解説します!
状況認識:エネルギー凝縮!重要な節目での「三角持ち合い」
前回解説したように、ユーロドルは重要な抵抗帯に到達し、上に行くか下に行くかの攻防が続いていました。その結果、価格の変動幅が徐々に小さくなる「三角持ち合い」という形を作り始めました。
これは市場のエネルギーがギューッと凝縮されているサイン。「いよいよ、どっちかに大きく動き出すぞ!」という前触れと捉えることができますね。
ついにブレイク!戦略を「押し目買い」へシフト
そして、この三角持ち合いを明確に上方向へブレイクしました! これは、買いの力が勝り、上昇トレンドが継続する可能性が高いことを示す強いサインです。
ここで私たちの取るべき戦略は「押し目買い」です。 ブレイクした瞬間の勢いに焦って飛び乗るのではなく、一度価格がブレイクしたライン付近まで戻ってくる「押し目」をじっくり待つのが、より安全で勝率の高いアプローチになります。
押し目買いエントリー!複数の根拠でチャンスを掴む
では、どこで押し目を待てば良いのでしょうか?
押し目買いの候補となるのは、 ブレイクした三角持ち合いの上限ライン。 移動平均線(MA)のサポート。 水平線(直近の高値など)。 といったポイントです。
今回のケースでは、ブレイク後に価格がいったん下落し、ちょうどMAにも支えられる形で、力強い陽線のローソク足が出現しました。
これが「押し目完了、再上昇開始!」のサインと判断できます。ここで複数の根拠(ラインへのリテスト+MAサポート+陽線確認)が重なったのを見て、ロング(買い)エントリー!という流れになります。
損切りと利確:リスク管理と目標設定の考え方
エントリーしたら、次は損切りと利確の設定ですね。
損切り設定のコツ 押し目を作った安値のすぐ下に置くのが基本ですが、それだとちょっとしたノイズで狩られてしまうことも…。少し余裕を持たせて、三角持ち合いの下限ライン付近など、明確に「この上昇トレンドが崩れた」と言える場所に置くのがおすすめです。「根拠が崩れるまでは持ち続ける」という意識が大切ですね。
利確目標はどうする? これも感覚ではなく、根拠を持って設定します。 N計算(ブレイク前の値幅と同じだけ伸びると考える方法)や、 引いておいたチャネルラインの上限などが、分かりやすい目標になります。 今回はチャネル上限付近を目標とし、無事到達してくれました。
まとめ:焦らず「待てば」チャンスは来る!基本の繰り返しが大事
今回の検証で見えてきたのは、
持ち合い(三角持ち合いなど)からのブレイクアウトは大きなチャンス! でも、焦って飛び乗らず、ブレイク後の「押し目」や「戻り」を待つのが賢明。 エントリーは複数の根拠(ライン、MA、ローソク足など)が重なるポイントで。 損切りは根拠が崩れる場所に、利確は明確な目標に。
ということですね。
私のトレードスタイルだと、こうした分かりやすいチャンスは週に1回程度かもしれません。でも、それで十分なんです。焦って根拠の薄いトレードを繰り返すよりも、じっくり待って、自信のあるポイントだけで勝負する方が、結果的に安定した成績に繋がります。
この「環境認識をして、根拠が揃うまで待つ」という基本を、過去検証などを通じて何度も何度も繰り返すこと。それがどんな相場でも通用するトレードスキルを身につける一番の近道だと、私は信じています。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!