エントリー精度UPの秘訣!根拠が3つあるところは入れ / 根拠を言語化

MA エントリー チャネルライン FX初心者向けガイド

なぜ「根拠3つ以上」がトレードを安定させるのか?

まず、なぜエントリーする際に、複数のテクニカル的な根拠を重ねることがそれほど重要なのでしょうか?

それは、FXが『確率と優位性』の世界だからです。 一つのテクニカルサイン(例えば、MAのゴールデンクロス)だけでエントリーするのは、少し根拠として弱いですよね。ダマシにあう可能性も十分にあります。

しかしそこに、 「重要なサポートラインでの反発」という根拠が加わり、 さらに「ダブルボトムというチャートパターンも完成している」 といったように、異なる角度からの分析(根拠)が複数、同じ方向(買い or 売り)を示していれば、その方向に価格が動く『確率』は当然高まります

つまり、根拠を重ねれば重ねるほど、そのトレードの『優位性』が高まるのです。これにより、

自信を持ってエントリーできる(精神的な安定) 感情的なトレード(焦りや恐怖)を抑制できる トレードに一貫性が生まれ、分析・改善がしやすくなる

といった、計り知れないメリットが生まれます。

根拠はどこにある? 優位性を見つける「5つの視点」

では具体的にどのような「根拠」を探し、重ねていけば良いのでしょうか? 私がエントリー前に必ずチェックしている主な要素は以下の5つです。ぜひ、あなたの「エントリー前・根拠チェックリスト」として活用してみてください。

□ 視点1『MA(移動平均線)』:価格はMAに支えられている?抑えられている? MAの向きは? クロスは? 上位足MAとの位置関係は?

□ 視点2『ライン』:重要なサポレジ、トレンドライン、チャネル、ネックラインなどで反発やブレイクの兆候はある? ラインへのリテストは?

□ 視点3『チャートパターン』:Wトップ/ボトム、三尊、フラッグ、ウェッジなど、信頼できるパターンは形成されている? ネックラインはブレイクした?

□ 視点4『プライスアクション』:ライン際やパターン形成時に、反発やブレイクを示す強いローソク足(ピンバー、包み足、毛抜きなど)は出現した?

□ 視点5『環境認識(波・上位足)』:今狙う方向は、上位足のトレンドと同じ「順張り」? 逆らう「逆張り」? トレンドのどの波(段階)を狙っている?

これらの視点からチャートを分析し、最低でも『3つ以上の根拠』が「買い」または「売り」のどちらか一方を強く後押ししているポイントを探し出すのです。