【FXトレンドフォロー戦略】勝てる人は『待ち方』が違う
今日は「何を待つのか?」というテーマで、FX初心者から中級者に向けて、トレンドフォロー戦略の『最重要ポイント』をお話しします。
結論から言えば、
『トレンドが出てからどう待つか』
これを理解し、実行できるかどうかで成績は大きく変わります。
トレンドフォローの基本は「待つこと」
トレードで安定して勝ちたいなら、まず『待つ力』が必要です。
どれだけテクニカルを学んでも、「焦って飛び乗る」ことを繰り返していては勝ち続けるのは難しい。
その理由はシンプルです。 相場は“待てる人”にチャンスを与えるから。
では、何を待つのか?──『3つの待つべき条件』
勝ちきれない人が見落としがちなのが、以下の3つの『待つべき条件』です。
① トレンドが出るのを待つ
調整が終わり、新たなトレンドが出た“初動”を待ちます。
これは逆張りにも使える視点で、反対側の小さなトレンドも1つの合図です。
② トレンドの完成を待つ
エリオット波動で言えば『5波動の終点』を確認すること。
トレンドが途中ならエントリーの優位性は低く、反転のリスクも増えます。
③ ネックラインが形成されるのを待つ
波が完成すると“止まりやすいポイント”ができます。
このネックラインが明確に引けるようになるまで、無理にエントリーすべきではありません。
ラインが引けるまではエントリーするな
多くの負けトレードは、明確なラインがないまま“なんとなく”で入った結果です。
『ゆるやかなライン』が引けるようになるまでは、ひたすら待つ。
無理やり急なラインを引いても、それは自分の都合でしかありません。
ネックライン×MA(移動平均線)の関係を見る
ネックラインが形成されたら、その後は移動平均線との関係にも注目です。
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横横での調整が入り、MAに接してきた
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ネックラインを明確に抜けた
こういった場面は、戻り売りや押し目買いのチャンスになります。
拡散相場には注意しよう
注意点として、相場が『拡散状態』になっているときは要警戒です。
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ダブルトップ・ダブルボトムになり拡散を抜ける必要がある
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ラインを抜けても続かないケースが多い
このような相場では、トレンドが一時的に不明瞭になります。
そのときは『直近までを狙う』という柔軟なスタンスが必要です。
結論:シンプルだけど最強の“3つの待ち方”
最後にまとめます。
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トレンドが出るのを待つ
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トレンドが完成するのを待つ
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ネックラインができるのを待つ
この3つだけを徹底すれば、無理に高度なことを学ばなくても『生き残って勝てる』ようになります。
もし今、勝てていないのなら「待ち方」を見直してみてください。
それがトレーダーとしての成長の“最初の一歩”になるはずです。