ポンド3通貨ペアで仕留めた戻り売り戦略【11月3週の実例】

ポンド円 ポンドドル ポンドカナダ ペナント・三角保ち合い

こんにちは、56です。
今日は、「ポンド売り3連発」のトレード解説をお届けします。

今週は、事前に立てたプランA・B・Cが全てハマるという理想的な展開でした。
その根拠とエントリーの判断軸を、わかりやすく整理してお伝えします。

ポンドドル(GBP/USD):ギャップダウンからの完璧なペナント崩れ

週明けは、ポンドドルのギャップダウンで始まりました。
週末に想定していた“戻り売りプランA”が、いきなりチャンスをくれた格好です。

● トレードの流れ

  • 15分足でペナント形成

  • 下抜けで即エントリー → ニューヨーク開始前に早期利確

  • 戻り売り再エントリーは未実行(押しが浅すぎたため)

トレンドはその後も継続し、4時間足レベルでも売りの流れが明確に。
トレードとしては完結しつつ、売り目線は変わらず維持という流れになりました。

ポンド円(GBP/JPY):レンジか?ペナントか?見極め局面での柔軟対応

次に注目したのがポンド円。
ここは少し難解でしたが、パターンの分岐を整理していました。

● 想定シナリオ

  • 三角持ち合い or レンジ → ブレイク狙い

  • 日足レベルでは『上目線』だが、大陰線と波の完成が下落のサイン

戻り売りの可能性は残しつつも、方向感が出るまでは静観が最善
既存ポジションは保持しつつ、次のブレイクを待つ姿勢に切り替えました。

ポンドカナダ(GBP/CAD):後出しでも取れた“プランC”

ポンドドルを利確したあと、次の波を狙って目をつけたのがポンドカナダ。
これが“プランC”としてハマりました。

● トレードの流れ

  • 1時間足でダウントレンドを確認

  • ネックラインブレイク後の戻り売りでIN

  • 値幅約80pipsを確保し、次のネックラインへの動きを追従中

やや出遅れ気味のエントリーでしたが、環境認識がしっかりできていれば遅れもチャンスになります。

トレード戦略の軸:時間軸の連動と“負けない型”

3通貨ペアすべてに共通していたのは、
『環境認識(上位足)→トリガー(下位足)』のセットアップです。

時間軸 見ていたポイント
日足 トレンド方向・波の完成度・ネックライン
4時間 戻り売り・押し目候補の形状
1時間〜15分 ペナント・ダブルトップ・ブレイクポイント

この構造を守ることで、「待ってから仕掛ける」が自然にできるようになります。
つまり、“負けにくい”場所を選べるようになるんです。

結論:チャートに『完璧』を求めない。だけど『確実』は選べる。

今回のように、方向感が揃えば迷いは減ります。
でも、完璧な形を待ちすぎてチャンスを逃すのは本末転倒。

大切なのは、『確率の高いところ』に立つこと。
そのためには、普段から自分なりの「負けない型」を持っておくことが欠かせません。

最後にひとこと

もし今、「どうやってエントリーを絞ればいいか悩んでいる」なら、
まずは“環境認識→トリガー”の2ステップだけに集中してみてください。

チャートは『読める』ようになります。
そして、あなたのトレードも『整ってくる』はずです。

小さな一歩を、自信のある一歩に変えていきましょう。