今回はポンドオージー(GBP/AUD)のトレンド分析について、じっくりと解説していきます。月足から4時間足まで、段階的に見ていくマルチタイムフレーム分析をお伝えします。
- 月足で大局を掴む
まずは月足チャートから始めましょう。なぜ月足なのか?それは、大きなトレンドを把握するためです。月足を見ることで、相場の「森」が見えてきます。
ポンドオージーの月足チャートでは、現在どんなトレンドが形成されているか。上昇トレンド?下降トレンド?それとも横ばい?ここでは大きな流れ、大局目線だけを頭に入れておきます。
- 週足でトレンドを確認
次に週足に目を移します。週足は月足のトレンドを裏付けるとともに、より細かい動きを教えてくれます。
ここでのポイントは、トレンドライン・チャネルライン・ダウライン・高値や安値を結ぶラインを引くことで、トレンドの強さや継続性を判断できます。週足で見えるトレンドは、月足と一致しているか?それとも変化の兆しが見られるか?
- 日足でサポート・レジスタンスを探る
日足チャートでは、より具体的な売買ポイントが見えてきます。ここで注目したいのが、サポートライン(下値支持線)とレジスタンスライン(上値抵抗線)です。
これらのラインは、トレンドのレジサポやネックラインに引きます。どの価格帯が重要そうなのか?これらのラインは、エントリーゾーンやエグジットゾーンを決める上で非常に重要です。
- 4時間足で直近の動きを分析
最後に4時間足まで下げて、直近の相場動向を確認します。4時間足はトレードするには大きな足ですが、相場の目線と言う意味では小さめの足に属します。より丁寧に細かく分析をおこないます。
- 今後の展開を予測する
ここまでの分析を踏まえて、今後のポンドオージーの値動きを考えます。相場は生き物。予想通りにいかないこともあります。だからこそ、常に複数のシナリオを用意しておくことが大切です。
皆さんのトレードが成功することを願っています。何か参考になれば嬉しく思います。
その後下落してしまったので、ロングの根拠が今は薄くなったかなと思います。