トレンド波と言うのは基本的に5波動組んで動きますが、特に推進波の時は勢いに任せて5波目をブレイクしていくことも多々あります。エリオット波動だけに答えを求めてしまうと、波のカウントが分からない=エリオット波動は後付けだ、と言う意見が出てくるのも頷けます。
相場は教科書通りには動きません。エリオット波動を達成しない時、波を延長させてきた時、
また更に新たな波が生まれた時、各パターンの中に自分の判断基準を作っておくことが非常に大事になります。
そうすることにより見送る場面とついて行く場面と、自分の中で判断する事が出来るようになってきます。チャートの動きに合わせて基準を設けると、相場の荒波に飲み込まれてしまうこともあります。自分なりの基準を作り、自分主体と相場主体と両方の意見を考慮する必要があるかと思います。