【FXポンド円検証 Vol.3】レンジ相場攻略!押し目買いポイントの見極め方と利確の考え方
お疲れ様です!前回のポンド円検証では、レンジ相場の中での押し目買いがうまく機能しましたね。今回はその続きとして、
- **「どこで利益を確定するのが賢いのか?」**という利確の考え方
- そして、「次のトレードチャンス(押し目買い)をどこで待つか?」
について、私の思考プロセスを交えながら解説していきます!
「レンジ相場って、利確ポイントに迷う…」 「次の押し目、どこまで下がるか分からない…」
そんな風に感じている方も多いはず。具体的な考え方のヒントを掴んでいってくださいね!
利益確定の考え方:「ここまで」と決めて、欲張らないのが吉!
トレードにおいて、エントリーと同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上に難しいのが**「利確」**のタイミングかもしれません。私なりの考え方は…
- 安全第一!明確な節目で利確する: 私は基本的に、欲張らず安全策を取るタイプ。特にレンジ相場では、明確なレジスタンス(抵抗帯)やサポートを利確目標にします。今回のケースなら、レンジの上限付近にある過去の高値(実体で見るのが好きです)あたりですね。
- 勢いがあっても一旦リセット: たとえローソク足がビュン!と伸びていても(トランスクリプト内で「上げ落ち」と表現されているような勢い)、その先に強い抵抗帯が見えていれば、その手前で一旦利確を考えます。
- 「抜けるだろう」と期待しない: 節目に到達したら、一旦ポジションは解消。「ここを抜けたら、もっと伸びるかも…」と期待して持ち続けることは、あまりしません。それよりも、実際に抜けたのを確認してから、次の押し目や戻りを冷静に待つ方が、精神的にも楽ですし、結果的にトレードの精度も上がると考えています。
次の押し目買い戦略:どこで「待ち伏せ」するのが効果的?
さて、無事に利確できたら、次は「どこで再び買えるか?」、つまり次の押し目買いポイントを探す番です。レンジ内での上昇トレンドがまだ続いている、という前提で考えます。
どうやって「待ち伏せ」ポイントを探すか? 私がチェックするのは主に以下の点です。
- トレンドライン / チャネルライン: 今の上昇トレンドに引けるラインは、押し目買いの候補になります。(角度が急すぎる場合は、少し緩やかなラインを引き直してみることも)
- 水平線(サポート): 前回の安値はもちろん、過去に意識された価格帯(特にローソク足の実体が揃っているところ)は強力なサポート候補です。
- 移動平均線(MA): 例えば120MAなどが近づいてきていれば、そこでの反発も期待できます。ゴールデンクロスしているかなども確認します。
- 過去のチャートパターン: 前回反発した起点(例えば逆三尊のネックラインだった場所など)が、今度はサポートとして機能することも。
【ポイント】 これらの要素が複数重なるエリアを見つけられれば、そこは反発する可能性が高い、**信頼度の高い「押し目買い候補ゾーン」**と言えます!
エントリー判断:美しい「WのW(ダブルのダブル)」は鉄板サイン!
押し目買い候補ゾーンまで価格が下がってきたら、いよいよエントリー判断です。
- まずは「待ち」: 候補ゾーンに到達しても、すぐに飛びつかず、反発の形を確認します。
- 下落の終わりを確認: 今回のケースでは、下落が5波動で完了したかな?という見方もできました。
- 反転パターンを探す: そして、サポートゾーンで非常によく出る、強い反転サインが出現しました!それは…
- 「ダブルボトム」:安値を2回試し、下に行けないことを示すパターン。
- さらにその右底が、また小さなダブルボトムになっている**『WのW(ダブルのダブル)』**!これはかなり信頼度の高い、強い買いサインです!
- エントリー!:
- 基本はネックライン抜け: ダブルボトムのネックライン(間の高値)を上に抜けたらエントリー、というのがセオリー。
- WのWなら先行エントリーも?: この強いパターンなら、ネックライン抜けを待たずに、右底からの上昇を確認して少し早めに入ることも考えられます。
複数の根拠(サポートゾーン到達、波動完了、鉄板チャートパターン)が揃ったことで、自信を持ってエントリーできる場面でしたね!
タイミング精度UP!「15分足」の賢い使い方
「1時間足だとエントリータイミングがちょっと大雑把になっちゃう…」と感じる時は、15分足を覗いてみるのがおすすめです。ただし、15分足だけでトレード判断をするのは危険! あくまでエントリータイミングの精度を上げるために使います。
- 15分足で確認すること:
- 1時間足の押し目買いゾーンの中で、15分足レベルの下落トレンドが終わったか?(トレンドライン抜けなど)
- MAの上にしっかり価格が乗ってきたか?
- 15分足レベルで逆三尊など、さらに細かい反転パターンは出ていないか?
こういった細かいサインを確認することで、より有利な価格でエントリーしたり、エントリーへの確信度を高めたりすることができます。
リスクリワードを確認して、いざ実行!
エントリー前には、必ず**リスクリワード(損失:利益の比率)**を確認しましょう。
- 損切り: エントリー根拠となった安値(今回はダブルボトムの安値)の少し下に置きます。
- 利確目標: レンジ上限付近のレジスタンス(実体を目安に)。
- 今回のトレードでは、リスク(損切り幅)に対してリワード(利確幅)が1:3~1:4程度と、非常に有利な条件でした。これなら積極的に狙っていく価値がありますよね!
まとめ:レンジ相場は根拠探しの宝庫?練習あるのみ!
今回は、レンジ相場の中での押し目買い戦略、特に押し目ポイントの見極め方と利確の考え方、そして**WのW(ダブルのダブル)**という鉄板パターンについて解説しました。
- 利確は欲張らず、明確な節目で判断しよう!
- 押し目買いポイントは、ライン・MA・パターンなど複数の根拠で絞り込もう!
- 「WのW」は強い反転サイン!見つけたらチャンスかも?
- 15分足は、エントリータイミングの精度UPに活用しよう!
- 必ずリスクリワードを確認してからエントリー!
個人的には、レンジ相場って「どこで反発するかな?」「どんなパターンが出るかな?」と根拠を探していくのが結構好きなんです(笑)。一見難しそうですが、やることは基本の繰り返し。
過去検証で何度も何度も同じような場面を分析していれば、自然とチャートが読めるようになります。 これは本当です!ぜひ諦めずに、楽しみながら練習を続けてみてくださいね。