今週の相場戦略：CPIを軸に『負けないトレード』を組み立てる

今週は何よりも『CPI（米消費者物価指数）』が主役です。
FOMCよりもCPIとPPIに注目し、相場の動き出しを待ち構える局面です。

「どこで仕込むか？」
その準備がすべてと言っても過言ではありません。

日足と4時間足で目線を固定。シンプルに『上昇波』を捉える

チャートを見るうえで意識しているのは『日足と4時間足』の波の流れ。
たとえば、ダブルボトムや逆三尊といった“転換サイン”が現れたら、そこから始まる第1波〜第5波までを追っていくスタンスです。

無駄な予測より、構造を観察して波に乗ることが大切です。

ダイヤモンド系や逆三尊のようなチャートパターンはよく見かけますが、
注目すべきは『価格がどう反応するか』という“事実”です。

焦って飛びつくのではなく、落ちてきたら拾う――
そういう丁寧な準備が、勝ち続ける基盤になります。

ドルスイスは大きなレンジを上抜けた直後。
4時間足での押し目形成を待ち、深く落ちてきたところを拾うのが理想です。

この局面は、1時間足で分割利確しながら、次の波に備える形が効果的です。

相場が静かな時ほど、波の構造やシナリオ、損切り位置を整理する絶好のチャンス。
この準備があるからこそ、いざという時に『迷わずトレード』できます。

重要なのは、予測ではなく“対応力”。
動き出してから考えるのでは遅いのです。