CPI・ECBウィーク!主要通貨ペアのポイントと指標戦略
こんにちは!
今週はCPI、ECBと重要指標が続きますね。相場が大きく動く可能性があり、どう立ち回るか注目が集まります。今回は、現在の主要通貨ペアのポイントと、指標ウィークを乗り切るための基本的な戦略について、要点を絞ってお伝えします。
主要通貨ペア チェックポイント(2025年4月18日時点)
現状、各通貨ペアは少し複雑な状況にあります。ポイントだけ押さえておきましょう。
ドルインデックス:大きな下落後の調整局面。方向感が出るのを待ちたい。重要な抵抗線・支持線での反応に注目。
ユーロドル(EURUSD):強い抵抗帯付近で上値が重く、三角持ち合いの様相。どちらにブレイクするかが当面の焦点。
ポンドドル(GBPUSD):上昇トレンドが継続できるか、それとも反転パターン(三尊など)を形成するかの分岐点。高値更新できるかが鍵。
オジドル(AUDUSD):大きなレンジ相場の中。明確な方向性が出るまでは手出しにくい。ブレイク待ちが賢明。
ドルスイス(USDCHF):長期下落の底値圏で反発の兆し(Wボトム)。ここから上昇調整となるか、レンジを形成するか見極めが必要。
全体的に、方向感が定まらない、あるいは重要な節目に差し掛かっている通貨ペアが多い印象ですね。
指標ウィークの戦い方:3つの基本心得
では、CPIやECBといった指標にどう向き合うか? 私の基本戦略はシンプルです。
1 指標前は無理しない:週前半は、指標に向けて各通貨がどんな形を作るか観察します。「こうなったらこうする」というシナリオを準備する期間と考え、焦ってポジションを持たないようにします。
2 指標時は値動きに注目:指標の結果そのものに一喜一憂するのではなく、結果を受けてチャートがどう反応するか、テクニカル的に重要なラインをブレイクするか、パターンが完成するか、といった『値動きの事実』に注目します。
3 指標後は流れに乗る:指標通過後に市場の方向性が定まったら、その新しい流れに乗ることを考えます。発生したトレンドの押し目や戻りを冷静に狙います。
結局のところ、指標も相場の材料の一つ。どんな時でも、最終的な判断は『チャートが示すテクニカルな根拠』に基づいて行うことが重要です。
まとめ:冷静な分析と準備で乗り切ろう!
今週は値動きが大きくなる可能性もありますが、過度に恐れる必要はありません。 しっかり環境認識を行い、 複数のシナリオを準備し、 テクニカルな根拠が揃うまで『待つ』。 この基本を徹底すれば、難しい相場も冷静に乗り切れるはずです。今週も頑張りましょう!