いますぐ使える鉄板パターン!
「インサイドバー」の意味・使い方・”使う場所”を徹底解説
皆さん、こんにちは!
今日は「いますぐ使える鉄板パターンシリーズ」として、プライスアクションの中でも代表的な「インサイドバー」について、詳しくご紹介したいと思います。昨日行ったユーロポンドのロングトレードでも、このインサイドバーがエントリーの決め手となりました。
この記事では、
- インサイドバーが教えてくれるサイン
- 具体的な使い方(エントリー・損切り)
- そして最も重要な「どこで使うべきか」という点
について、動画の内容を基に分かりやすく解説していきます。僕自身も大好きなパターンなので、皆さんのトレードスキル向上に少しでも役立てば幸いです!
そもそも「インサイドバー」とは?
まずは基本から確認しましょう。インサイドバーとは、ローソク足チャートにおいて、前のローソク足(母線:Mother Bar)の高値と安値の範囲内に、現在のローソク足(子線:Inside Bar)が完全に収まっている状態を指します。
見た目はシンプルですが、この形が示す市場の状況には重要なヒントが隠されています。
インサイドバーが教えてくれる「意味」:市場の迷いとエネルギーの蓄積
ではインサイドバーが出現した時、市場では何が起こっていると考えられるのでしょうか?
- 市場の迷い・小休止: 母線が示した値動きの範囲内で子線が推移するということは、買い手と売り手の力が一時的に拮抗し、方向性が定まっていない状態、いわば「市場の迷い」やトレンドの「小休止」を示唆しています。
- エネルギーの蓄積: 値動きが収縮している状態とも言え、次にどちらかの方向へブレイクアウトするための「エネルギー(注文)を蓄積」している段階と捉えることができます。だからこそ、ブレイク後の動きが大きくなりやすいんですね。これが「鉄板パターン」として使える1つの理由です。
【重要】インサイドバーの「使い方」:ブレイクアウト戦略
インサイドバーの基本的な使い方は、母線からのブレイクアウトを狙う戦略です。
- エントリー:
- 母線の高値を明確に上抜けたら**買い(ロング)**エントリー。
- 母線の安値を明確に下抜けたら**売り(ショート)**エントリー。
- 損切り:
- 買いエントリーの場合は、母線の安値付近(少し下に余裕を持たせるのが一般的)。
- 売りエントリーの場合は、母線の高値付近(少し上に余裕を持たせるのが一般的)。
- ※損切り設定は、相場状況やご自身の資金管理ルールに合わせて調整してくださいね。
次に早いエントリーは孕んでいる自分のローソクを抜けた方についていくです。
ただし注意点もあります。インサイドバーが出現すれば必ずブレイクアウトが成功するわけではなく、「ダマシ」となることも当然あります。そこで重要になるのが、次のポイントです。
最も大切なこと:「どこで」インサイドバーを使うか?
インサイドバーという形だけを見てエントリーするのは危険です。最も大切なのは、「どの場面で出現したインサイドバーなのか?」という背景、つまり「使う場所」を見極めることです。
インサイドバーが特に有効に機能しやすいのは、以下のような場面です。
- 明確なトレンド発生中の「押し目」や「戻り目」: 上昇トレンド中に一時的に調整が入りインサイドバーが出現した場合、再度上昇する可能性(押し目買い)を示唆します。下降トレンド中はその逆ですね(戻り売り)。
- 重要なサポートラインやレジスタンスライン付近: 意識されている価格帯でインサイドバーが出現した場合、そのラインでの反発、あるいはブレイクの可能性を探るサインとなります。
- 上位足のトレンド方向に沿っている場面: 例えば、日足が上昇トレンドの場合、1時間足や4時間足で出現したインサイドバーからの「上方向へのブレイク」は、より信頼度が高まります。
逆に、レンジ相場の真ん中や方向感のない場面で出現したインサイドバーは、ダマシが多くなりやすいため、見送るのが賢明かもしれません。常に「環境認識」とセットで考えることが、インサイドバーを使いこなす秘訣と言えるでしょう。
まとめ:インサイドバーをトレードの武器に!
今回は、プライスアクションの鉄板パターン「インサイドバー」について、その意味、使い方、そして最も重要な「使う場所」について解説しました。
- インサイドバーは市場の迷いとエネルギーの蓄積を示す。
- 基本的な使い方はブレイクアウト狙い。
- 最も重要なのは、トレンドやサポート/レジスタンスなど、有利な「場所」で使うこと。
シンプルながら奥が深く、様々な場面で応用できるのがインサイドバーの魅力です。
私自身もよく使う大好きなパターンです!
ぜひチャートからインサイドバーを探し、どのような場面で出現しているか、その後どうなったかを検証してみてください。きっと、あなたのトレード分析に役立つ発見があるはずです。
この記事が、皆さんのトレードスキル向上のきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
宜しければこちらもご参考にしてみてください♪