聞くだけスパルタンFX vol.5 ストップ狩りの真実とトレード戦略

聞くだけスパルタンFX FX初心者向けガイド

トレードの世界でよく聞く『ストップ狩り』

これは本当に誰かに狙われているのでしょうか?

結論から言うと、個人をピンポイントで狙うというより
『流動性』を求めた市場の動きが生む現象です。


流動性の正体

機関投資家は大きな注文を成立させるために『反対注文』を必要とします。
その供給源が、個人トレーダーの分かりやすいストップロスです。

  • 直近安値の下

  • 明確なサポートラインの下

こうした『集まりやすい場所』に流動性が生まれ、価格がそこを試しに行く動きが発生します。


なぜ狩られるのか

多くの個人は『リスクを小さく』しようとして、ストップを浅く置きます。
これが市場の小さな揺れ(ノイズ)でも狩られる原因です。


エントリーを見直す

『ローソク足の確認』を待つことで、すでに価格は進んでしまい、不利な位置で入ることもあります。ストップの位置だけでなく、どこで入るかを戦略的に考えましょう。


思考実験

損切り予定の場所に逆方向の指値を置いて、約定する頻度を観察してみましょう。
自分のストップが『どれだけ狙われやすいか』を体感できます。


まとめ

  • ストップ狩りは流動性を求める自然な動き

  • 浅いストップはノイズで刈られやすい

  • エントリーの質とストップの位置を戦略的に設計する


最後に

『他のトレーダーが諦める場所で入る勇気』
これが一歩先を行くための視点です。

ぜひ自分のチャートで試し、流動性を利用する側に立ってみてください。

宜しければこちらの本編も併せて読んでみてください。

『ストップ狩りは存在する』だけどそれは、『狩っているわけではなく流動性が必要なだけ』