EURAUDトレード根拠 / 完璧に取り切ったユロオジ3-3波 / 環境認識と下位足の連動性が勝率を高める

EURAUDのテクニカル分析 相場分析・エントリーポイント

トレードお疲れ様です!昨日のCPI、皆さんどうでしたか? 行って来いの難しい動きでしたよね…。私も少し翻弄された一人です(苦笑)。

さて、そんな中でも比較的うまく利益を伸ばせたユーロオージー(EURAUD)のロングトレードについて、今回は「なぜそこで買いエントリーできたのか?」その背景にある環境認識から具体的なエントリー根拠まで、詳しく解説していきたいと思います。

特に「トレンド発生を待つことの大切さ」は、先日のユーロドルトレードでの反省も踏まえて、皆さんと共有したいポイントです。この記事があなたのトレード精度を上げるヒントになれば嬉しいです!

勝因分析①:全ては環境認識から!週足・日足で相場の”現在地”を知る

トレード戦略を立てる上で、まずやるべきことは「環境認識」ですよね。今、相場は大きな流れの中でどこにいるのか? これを把握することが全ての土台になります。

  • 大きな流れ(週足): ユーロオージーの週足を見ると、長期的なアップトレンドの真っ最中でした。ただし、一本調子で上がるわけではなく、当時は上昇の後の調整局面(イメージとしては4波)に入っているかな?と判断。つまり、「基本的には買い目線だけど、今は調整中なんだな」という認識です。

  • 調整の形(日足): その週足の調整が、日足レベルではどんな形になっているか?を見てみると、きれいな**「フラッグ型」のダウントレンド**を形成していました。

  • 「ここで反発しそう!」強力なサポートゾーンを発見: この日足フラッグの下限付近が、実は非常に重要なポイントでした。

    • **月足レベルのMA(移動平均線)**が下支えしている。
    • 過去に左右対称のきれいな上昇を見せた起点となる押し目ゾーンでもある。 このように、複数の強力なサポート要素が重なるゾーンに価格が到達していたのです。「これは、そろそろ下げ止まって反発する可能性が高いぞ!」と考えました。

勝因分析②:底値圏での”反転サイン”と【最重要】”トレンド発生”を見逃さない!

強力なサポートゾーンに到達したからといって、すぐに「買い!」と飛びつくのは早計です。

  • 底を打ったサインを探す: サポートゾーンで価格が下げ止まり、ダブルボトムやソーサーボトム(丸い底)のような、「もう下に行きたくないよー」というチャートパターンが出始めていないか?を観察します。今回も、そのような動きが見られました。

  • 【ここが一番大事!】焦らない!”明確な上昇トレンド発生”を待つ! 底値圏でのパターン形成が見られても、まだ安心はできません。実際に上方向への「明確なトレンド(上昇の1波)」が発生するのを確認してから仕掛けるのが、ダマシを防ぎ、勝率を上げるための鉄則だと私は考えています。 (実は先日、トレンド発生前にエントリーしたユーロドルは、CPIの動きで結局やられてしまいました…。やはり「待つ」ことの大切さを痛感しましたね。)

具体的なエントリータイミング:「押し目」を狙い撃ち!

さて、「上昇トレンド発生!」を確認したら、いよいよエントリー準備です。

  • 押し目を待つ: トレンドが発生したからといって、高値掴みはしたくないですよね。上昇1波に対する**「押し目」(調整の下落)**をじっくり待ちます。
  • どこで買うか? MA(20MAなど)に価格が引き付けられたところや、引いておいたトレンドラインへのタッチなど、再度反発しそうなポイントを探します。
  • 今回のエントリーポイント: 一度押しが入った後、再度上昇し、MAにしっかりサポートされる形で陽線が出たところ。まさに**「待ってました!」**というタイミングでロングエントリーしました。
  • 利確目標は? 環境認識の段階で引いておいたチャネルラインの上限まで、自信を持って狙うことができました。

まとめ:今回のトレードから学べること

今回のユーロオージーのトレード成功の鍵は、

  1. 徹底した環境認識: 上位足(週足・日足)で大きな流れと重要なサポートゾーンを把握したこと。
  2. 複合的な根拠: サポートゾーンに加え、底値圏でのチャートパターンを確認したこと。
  3. 焦らず待つ姿勢: **【明確な上昇トレンドの発生】**という決定的なサインを待ってから仕掛けたこと。

この3つに集約されると思います。

特に、最後の**「トレンド発生を待つ」**というのは、言うは易しですが、実践するのは意外と難しいんですよね。でも、これを意識するだけで、無駄な損失を大きく減らせるはずです。

今回のユーロオージーのように、しっかり環境認識を行い、焦らずチャンスを待てば、自信を持ってエントリーできる場面は必ずやってきます。ぜひ、あなたのトレードにもこの考え方を取り入れてみてくださいね!

他にも相場分析・エントリーポイントをこちらに記載しています。宜しければご覧になってみてください。