トレードお疲れ様です!昨日のCPI、皆さんどうでしたか? 行って来いの難しい動きでしたよね…。私も少し翻弄された一人です(苦笑)。
さて、そんな中でも比較的うまく利益を伸ばせたユーロオージー(EURAUD)のロングトレードについて、今回は「なぜそこで買いエントリーできたのか?」その背景にある環境認識から具体的なエントリー根拠まで、詳しく解説していきたいと思います。
特に「トレンド発生を待つことの大切さ」は、先日のユーロドルトレードでの反省も踏まえて、皆さんと共有したいポイントです。この記事があなたのトレード精度を上げるヒントになれば嬉しいです!
勝因分析①:全ては環境認識から!週足・日足で相場の”現在地”を知る
トレード戦略を立てる上で、まずやるべきことは「環境認識」ですよね。今、相場は大きな流れの中でどこにいるのか? これを把握することが全ての土台になります。
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大きな流れ(週足): ユーロオージーの週足を見ると、長期的なアップトレンドの真っ最中でした。ただし、一本調子で上がるわけではなく、当時は上昇の後の調整局面(イメージとしては4波)に入っているかな?と判断。つまり、「基本的には買い目線だけど、今は調整中なんだな」という認識です。
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調整の形(日足): その週足の調整が、日足レベルではどんな形になっているか?を見てみると、きれいな**「フラッグ型」のダウントレンド**を形成していました。
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「ここで反発しそう!」強力なサポートゾーンを発見: この日足フラッグの下限付近が、実は非常に重要なポイントでした。
- **月足レベルのMA(移動平均線)**が下支えしている。
- 過去に左右対称のきれいな上昇を見せた起点となる押し目ゾーンでもある。 このように、複数の強力なサポート要素が重なるゾーンに価格が到達していたのです。「これは、そろそろ下げ止まって反発する可能性が高いぞ!」と考えました。
勝因分析②:底値圏での”反転サイン”と【最重要】”トレンド発生”を見逃さない!
強力なサポートゾーンに到達したからといって、すぐに「買い!」と飛びつくのは早計です。
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底を打ったサインを探す: サポートゾーンで価格が下げ止まり、ダブルボトムやソーサーボトム(丸い底)のような、「もう下に行きたくないよー」というチャートパターンが出始めていないか?を観察します。今回も、そのような動きが見られました。
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【ここが一番大事!】焦らない!”明確な上昇トレンド発生”を待つ! 底値圏でのパターン形成が見られても、まだ安心はできません。実際に上方向への「明確なトレンド(上昇の1波)」が発生するのを確認してから仕掛けるのが、ダマシを防ぎ、勝率を上げるための鉄則だと私は考えています。 (実は先日、トレンド発生前にエントリーしたユーロドルは、CPIの動きで結局やられてしまいました…。やはり「待つ」ことの大切さを痛感しましたね。)
具体的なエントリータイミング:「押し目」を狙い撃ち!
さて、「上昇トレンド発生!」を確認したら、いよいよエントリー準備です。
- 押し目を待つ: トレンドが発生したからといって、高値掴みはしたくないですよね。上昇1波に対する**「押し目」(調整の下落)**をじっくり待ちます。
- どこで買うか? MA(20MAなど)に価格が引き付けられたところや、引いておいたトレンドラインへのタッチなど、再度反発しそうなポイントを探します。
- 今回のエントリーポイント: 一度押しが入った後、再度上昇し、MAにしっかりサポートされる形で陽線が出たところ。まさに**「待ってました!」**というタイミングでロングエントリーしました。
- 利確目標は? 環境認識の段階で引いておいたチャネルラインの上限まで、自信を持って狙うことができました。
まとめ:今回のトレードから学べること
今回のユーロオージーのトレード成功の鍵は、
- 徹底した環境認識: 上位足(週足・日足)で大きな流れと重要なサポートゾーンを把握したこと。
- 複合的な根拠: サポートゾーンに加え、底値圏でのチャートパターンを確認したこと。
- 焦らず待つ姿勢: **【明確な上昇トレンドの発生】**という決定的なサインを待ってから仕掛けたこと。
この3つに集約されると思います。
特に、最後の**「トレンド発生を待つ」**というのは、言うは易しですが、実践するのは意外と難しいんですよね。でも、これを意識するだけで、無駄な損失を大きく減らせるはずです。
今回のユーロオージーのように、しっかり環境認識を行い、焦らずチャンスを待てば、自信を持ってエントリーできる場面は必ずやってきます。ぜひ、あなたのトレードにもこの考え方を取り入れてみてくださいね!
他にも相場分析・エントリーポイントをこちらに記載しています。宜しければご覧になってみてください。