FXポンド円解説:下落後の反発を狙え!チャネルパターンからの押し目買い戦略

チャネルライン プライスアクション 逆張り 相場分析・エントリーポイント

FXポンド円解説:下落後の反発を狙え!チャネルパターンからの押し目買い戦略

お疲れ様です!

いやー、最近のクロス円は大きな動きでしたね。木曜日のCPIと介入?の合わせ技で激しく下落しましたね…

ただ相場というのは不思議なもので、大きな動きの後には、また新たなチャンスが生まれます。今回は、その大きな下落が一服し、反発上昇を狙えるかもしれない局面での『ポンド円(GBPJPY)ロング(押し目買い)戦略』について、私がどのように考え、トレードしたか(あるいは、しようと考えていたか)を解説します。

「大きな下落の後って、どこで反発するか分からなくて怖い…」 「押し目買いしたいけど、タイミングが難しい…」

そんな時に役立つ『チャートパターン』と『環境認識』の組み合わせ方を見ていきましょう!

環境認識:底打ちは近い? 上位足から見える反発の根拠

まず、大きな視点で今のポンド円がどういう状況かを確認します。

週足を見ると、大きな上昇トレンド(1,2,3波)の後の調整下落(4波)の局面と考えられます。ただし、直近の下落の勢いは非常に強く、どこで下げ止まるかは慎重に見極める必要がありました。 重要なサポートとなりそうなのは、過去に引けるチャネルラインや、月足レベルのMA(移動平均線)などです。価格がこれらのゾーンに到達し、下落の勢いが弱まってきたら、「そろそろ反発のチャンスかも?」と考え始めます。 日足レベルでは、下落の終盤に『毛抜き底』や、前の陰線を打ち消す『エンゴルフィンバー』といった、強い反発を示唆するローソク足(プライスアクション)が出現していました。これも重要な買いサインの候補となります。

チャンス到来?下位足で見えた絶好の「チャネル」パターン!

上位足で「反発の可能性あり」と判断したら、次は下位足(今回は1時間足)で、具体的なエントリータイミングを探ります。

大きな下落の後、最初の反発上昇(1波)が見られました。そして重要なのは、その後の調整の「形」です。今回のポンド円では、この調整が非常にきれいな『チャネル』を描き始めたのです。

押し目買いエントリー!複数根拠で「GOサイン」を見極める

チャネルが引けたら、次はエントリーポイントの絞り込みです。

『チャネル下限ライン』付近での反発を待ちます。ここが最初の押し目買い候補。 『MA(移動平均線)』が下から追いついてきて、サポートとして機能するか?MAが丸みを帯びて上向きになってくると、上昇の勢いが出てきたサインです。 『プライスアクション』を確認!チャネルの下限付近で、陽線が出現したり、下ヒゲで反発したりするローソク足の形は、具体的なエントリーのGOサインになります。

今回のケースでは、これらの条件が重なりました。チャネルの下限付近でMAにも支えられ、しっかりとした陽線が出現。これを上昇再開のサインと捉え、ロングエントリーを検討できる絶好の場面でした。(私はこの陽線確定を見てエントリーしました)

損切りと利確:明確なルールでリスクをコントロール

エントリーしたら、必ず損切りと利確も設定しましょう。

『損切り』は、エントリーの根拠となったチャネルの下限ラインの少し下に置くのが基本です。「ここを割ったら、上昇シナリオは崩壊する」という明確なポイントですね。

『利確目標』は、チャネル形成前の最初の上昇波(1波)と同じ値幅(N計算)や、より上位足で意識される抵抗帯(前回の戻り高値など)を参考に設定します。忘れずにリスクリワード(損失:利益の比率)を確認し、優位性のあるトレードを心がけましょう。

まとめ:環境認識とパターン認識の組み合わせで勝率UP!

今回は、大きな下落後の反発局面における、チャネルを利用した押し目買い戦略を解説しました。

まず『上位足で環境認識』を行い、大きな流れとサポートを確認する。 下位足でチャンスを待つ。 『複数の根拠』(ライン、MA、プライスアクション)が重なるポイントでエントリーを判断する。 『損切り・利確』は明確なルールに基づいて設定し、リスクを管理する。

一見、荒れているように見える相場でも、このように基本に忠実に、複数のテクニカル要素を組み合わせて分析すれば、優位性の高いトレードチャンスは見つけ出すことができます。

焦らず、じっくりチャートと向き合い、根拠のあるトレードを繰り返すこと。これが安定して勝ち続けるための鍵だと、私は考えています。ぜひ、あなたのトレードにも活かしてみてくださいね!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。