【チャート分析の手引き】そもそも分析って何からするの?構造から学ぶ5つの基準

【チャート分析の手引き】そもそも分析って何からするの?構造から学ぶ5つの基準

FXチャートを読むうえで「自分なりの分析の軸が定まっていない」と感じている方に向けて、
普段から私が実践している『5つの基準』を言語化しました。


波は『5つで1セット』の前提で相場を見る

まず大前提として、チャート上の動きは「5波動構造」を基本に動くという視点を持っています。

  • 推進3波(1波・3波・5波)

  • 調整2波(2波・4波)

この5つの波が完成した時点で、一度は調整・転換が起こる前提で相場を見るのが基本姿勢です。

もちろん例外もありますが、この前提を持っておくことで『今はまだ伸びる局面か?』
『そろそろ天井か?』という判断がしやすくなります。


継続する波は時間軸が昇格したと見る

5波動をつけたあとに調整が入ったのに、そこから再びトレンドが発生するケースもあります。
その場合は、単純に「波が継続した」と捉えるのではなく、

👉 時間軸が一段階“上がった”と見る

  • 1時間足で終わったと思った波が、実は日足の一部だった

  • 下位足の5波が、上位足の3波目として再加速した

このように、“波の継続=時間軸の昇格”という視点を持つことで、構造的な相場理解が深まります。


『波の限界点=ネックライン』として機能させる

波をひとまとまり(ひとなみ)として見たとき、
**「この水準を割ったらもうその波ではない」**というラインがあります。

それが、ネックラインです。

  • 上昇波なら、最後の押し安値

  • 下降波なら、戻り高値

これだけを見ている人には、時にダウ理論が役に立ちません。
限界点を視覚化することで、波の終了・トレンド転換の兆しを客観的に判断できます。


波を数えることが目的ではない

波のカウントはあくまで補助的なものであって、
最終目的は「トレンド構造を読み解くこと」にあります。

✔️ 今どこにいる波か?
✔️ それは推進か調整か?
✔️ 構造上、ここから伸びる余地はあるのか?

このような“全体の流れ”を見るために、波を数えているにすぎません。

→ 数えることが“目的化”してしまうと、チャートの全体像が見えなくなります。


チャートパターンやN値で“エネルギー”を測る

波がどこまで伸びるか、またはどのくらいの反発が起きるかを測る際は、
チャートパターンや値幅感覚を基準にしています。(例:N波動)

  • A→Bと同じ距離だけ伸びたら、C→Dも同じように伸びるのか?

  • フラッグや三角持ち合いのサイズ感から、ブレイク後の伸び代を測る

つまり、“相場が出そうとしているエネルギー”を図形・値幅で測るイメージです。

これにより、「今ここで入る意味があるか?」「伸びしろは十分か?」という判断が視覚的にしやすくなります。


まとめ:分析には“再現性ある基準”が必要

トレードの精度を高めるには、目の前のローソク足に反応するのではなく、
“構造の中で、今どこにいるのか”を判断できる軸が欠かせません。

今回のポイントを再掲すると:

  • 波は5波動で動く(5波つけたら調整が入る頭でいる)

  • 調整後に継続するなら時間軸を上げて捉える

  • 波の限界点はネックラインとして視覚化する

  • 波を数える目的は「流れを読むこと」

  • チャートパターンやN値でエネルギーを測る

このような“分析の土台”があることで、再現性のある判断が積み上がっていきます。

今日からの相場分析に、ぜひこの“構造視点”を取り入れてみてください。
きっと、チャートの見え方がガラリと変わるはずです。


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