【FX水平線の基本にして奥義】誰も言わないレジサポの使い方

レジサポ転換 FX初心者向けガイド

はじめに:なぜ『水平線』がFXトレードの土台なのか?

FXトレードにおいて、『水平線』つまりサポートラインやレジスタンスライン(レジサポ)、ネックラインを正しく理解し使いこなすことは、安定して勝ち続けるための『絶対的な土台』となります。ここがしっかりしていないと、どんな手法も絵に描いた餅になってしまいますよ。

「どこに引けばいいの?」「なぜそこで価格が反応するの?」

今回はそんな疑問に答えるべく、レジサポの基本的な考え方と実際のチャートでの活用法を、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。動画の尺が長くマニアックな内容も出てきますが、それだけ『重要』だということです。何度も繰り返して、理解してくれたら嬉しいです!


 

価格はなぜ『ライン』を目指し、反応するのか?

 

まず大前提として、チャート(価格)は、市場参加者の『心理』と『注文』がぶつかり合うことで動いています。そして、多くの人が意識する価格帯、それが水平線として機能します。シンプルですが、これが本質です。

 

『押し』と『戻り』の本質:ラインへの回帰

 

トレンドが発生すると、価格は一直線に進むわけではなく、必ず『押し(上昇トレンド中の一時的な下落)』や『戻り(下降トレンド中の一時的な上昇)』を形成します。これはなぜでしょうか?

それは、トレンドを作った勢力が一旦利益確定したり(利確売り/買い)、逆方向のポジションを持っていた勢力が損切りしたり(損切り注文)、新たな参加者がトレンドに乗ろうとしたり(新規注文)するからです。そして、その攻防が起こりやすいのが、過去に意識された『水平線』付近なのです。

例えば、下降トレンドが発生した後、価格が戻りをつける場合、多くのトレーダーは「どこで売ろうか?」と考えます。その候補となるのが、下落の起点となった高値や、下落途中で意識された安値(=今度はレジスタンス、つまり『壁』になるかもしれないライン)です

  • ポイント:ラインはただの線じゃない。『市場参加者の意識が集まる場所』だと考えましょう。

 

『ライン』と『移動平均線(MA)』の関係性

 

水平線単体でも機能しますが、『移動平均線(MA)』と組み合わせることで、さらに強力な根拠となります。MAとは、一定期間の価格の平均値を線で結んだもので、トレンドの方向や勢いを見るのに役立ちます

 

MAは『エントリーの目安』

 

特に、執行足(例:1時間足)の20MAや、その上位足にあたるMA(例:1時間足の80MA≒4時間足の20MA、480MA≒日足の20MA)が、意識されている水平線付近に近づいてきたときは、『絶好のエントリーチャンス』となり得ます

MAは市場の平均コストや方向性を示すため、MAと水平線が重なるポイントは、多くのトレーダーが『ここで反発するだろう』『ここを抜けたら走りそうだ』と意識する、非常に重要な価格帯になるのです。ここを見逃さないように!

 

MAが絡まないとどうなる?

 

逆に、MAが水平線から遠く離れている場合、たとえ価格がラインに到達しても、反発せずに抜けてしまったり、反応が鈍かったりすることが多くなります。価格がMAの支持や抵抗(押し上げる力や抑える力)を受けずに動いている状態だからです。

そういう時は焦ってエントリーせず、MAが価格に追いついてくるのを待つか、価格が自分で新たなトレンド(下位足での小さなトレンド)を作り出すのを待つ必要があります。この『待つ』という判断が、無駄な負けを減らす第一歩です。

  • ポイント:MAとラインの重なりは『強い根拠』単体よりも複合的に見る癖をつけましょう。

 

レジサポ転換(ロールリバーサル)の仕組み

 

FXで最も重要な概念の一つが『レジサポ転換(ロールリバーサル)』です。これは本当に大事なので、しっかり理解してくださいね。

 

『抜けたライン』は『次の支持・抵抗』になる

 

これは一度ブレイクされたレジスタンスライン(上値の壁)が、今度はサポートライン(下値の支え)として機能したり、逆にブレイクされたサポートラインが、レジスタンスラインとして機能したりする現象です

なぜこれが起こるのか?

例えば、あるレジスタンスラインを価格が上抜けたとします。

売っていた人たち:ブレイクで損切り。その後価格がラインまで落ちてきたら、「やれやれ売り(建値決済)」をしたいと考えます(売りの決済=買い圧力)

買っていた人たち:ブレイクで利益が出ている。ラインまで落ちてきたら、「絶好の押し目買いチャンス」と考えます(=買い圧力)

様子見していた人たち:ブレイクを確認したので、「ラインまで落ちてきたら買おう」と考えます(=買い圧力)

このように、様々な参加者の思惑が交錯し、『買い圧力』が勝れば、そのラインはサポートとして機能し、再び上昇していく可能性が高まるのです

 

『押し・戻り』はどこに入る?基本は『抜いたライン』

 

だからこそ、トレンドが発生した後、押しや戻りは『直前にブレイクした水平線』に入りやすいのです

上昇トレンドなら、直前に抜いた高値(レジスタンス)が次の押し目買いの候補(サポート)に。 下降トレンドなら、直前に抜いた安値(サポート)が次の戻り売りの候補(レジスタンス)に。 これが基本原則であり、トレードプランを立てる上での『核』になります。

  • ポイント:レジサポ転換は市場心理の変化点。ここを理解できるとチャートの見え方が変わります。

 

もし『ライン』に押し・戻りが入らなかったら?

 

では、ブレイクしたラインに価格が戻ってこなかったり、浅い押し・戻りでトレンドが継続してしまった場合はどう考えればいいでしょうか?これもよくあるパターンですよね。

 

『ズレ』が生じ、チャートは複雑化する

 

本来、押し・戻りが入るべきライン(例えば、直前に抜いた高値)にしっかり価格が戻らずに上昇・下落が続くと、相場には『ズレ』が生じます

この『ズレ』は、後々チャートパターン(三角持ち合いやフラッグなど)を形成する原因になったり、調整が深くなったりする要因となります

なぜなら、本来入るべきだった押し・戻りを形成していないため、エネルギーバランスが偏っており、それを解消するために複雑な動きになりやすいからです。焦って追いかけると、この複雑な動きに巻き込まれてしまいます。

 

『次のライン』を目指す、または『自分でトレンドを作る』

 

ラインへの押し・戻りが浅い場合、価格はさらに上位のライン(もっと前に意識されていた高値や安値)を目指して動くことがあります

あるいは、下位の時間足(例:4時間足でブレイクした場合の1時間足や15分足)で小さなトレンドを作りながら、MAのサポート/レジスタンスを受けてトレンドを継続させようとします

  • ポイント:押し・戻りが浅い=勢いが強い、とも言えますが、同時に『調整不足』のリスクも孕んでいます。次の展開を決めつけず、柔軟に対応しましょう。

 

マルチタイムフレームで『ラインの意味』を捉える

 

水平線を引く上で最も重要なのは、『どの時間足のラインなのか』を常に意識することです。これができていないと、せっかく引いたラインも機能しません。

4時間足で引いたライン:中期的なトレンドの節目 1時間足で引いたライン:短期的な押し・戻りの目安 日足で引いたライン:より大きな流れの重要な転換点 このように、時間足によってラインの『重み』が異なります。

例えば、1時間足ではネックラインをブレイクしてトレンド転換したように見えても、4時間足の重要なサポートラインで反発しているだけ、というケースは頻繁に起こります

だからこそ、複数の時間足を確認し、『今見ているラインが、上位足のどのラインと関係しているのか』を常に考える癖をつけることが大切なのです。この壁を越えれば、皆さんのチャート分析力は格段に上がります!

  • ポイント:上位足のラインは『格上』下位足のラインは、上位足のラインに影響されることを忘れずに。

 

まとめ:水平線は『相場の地図』。正しく読んで迷いを断つ

 

水平線(レジサポ・ネックライン)は、FXトレードにおける『地図』のようなものです 。 『どこに壁があり、どこが道なのか』 『どこで休憩(押し・戻り)が入りやすいのか』 これらを教えてくれます。

大切なのは、 『抜いてきた高安を見ること』 『MAとの関係性を見ること』 『ラインへの反応(押し・戻り)を待つこと』 『もし反応がズレたら、なぜそうなったのか考えること』 『常に上位足の視点を忘れないこと』 です

水平線の本質を理解すれば、チャートの見え方が劇的に変わります。無駄なエントリーが減り、自信を持ってトレンドに乗れるようになるはずです
『まずは、あなたのチャートに意味のある水平線を一本引いてみてください』そこから、新しいチャートの景色が見えてくるかもしれません

 

トレードの本質は、手法にあらず

https://v0-56-fx-lp.vercel.app/

わたしのトレードは、

『相場の本質』を見抜き
『環境認識』で土台を固め
その上に手法を乗せていきます

武器は研ぎ澄まし
ブレは削ぎ落とす

動画で学んだだけでは終わらずに、リアルタイムで落とし込む。
それでこそ学びの『価値』が発揮できます。
学びの途中では、

『どの波を取りにいくかが毎回ぶれる』
『ネック確定まで待てずに触ってしまう』
『リアルタイムだと分からなくなる』

といった壁で足が止まりやすいのも事実です。

ここから先は、方法論ではなく『運用の一貫性』が結果を分けます。
あなたの生活環境・時間軸に合わせて基準を固定し、
毎回同じ手順で判断できるように整えること。
これが『負けない仕組み』の肝です。

もし、あなたが今まさにその壁に手をかけているなら、
選択肢の一つとして『個別併走での基準化サポート』という道もあります。

独学が難しいのは、自分の解釈が正しいかどうかの
『答え合わせ』ができないこと。

目的は『迷いを減らし、あなたの手順を固定する』こと。
『自分に投資』をすることで、独学よりも数倍早く『成長』すること。

あなたの次の一歩が、
より確かな足場に乗ることを願っています。
https://56spartanfx.com/fxtrade-education/

私の動画は尺も長めですし、きらびやかな内容でもありません。

『ただし本質に特化した力は手に入ります』

理解できるまで何度も何度も動画を視聴してください。
質問などある際はお気軽にご連絡ください
(ブログ問い合わせ、メール、XのDMなんでも良いです)

MAの設定は
https://56spartanfx.com/ma-set-up/

『無料と有料の違いは何ですか?』
https://56spartanfx.com/what-is-the-difference/