ドル円2024/11/18週『勝つ』より『負けないこと』を優先する戦略
こんにちは。
今回は『11月第4週のドル円トレード戦略』をお届けします。
この週は大きな経済指標が少ない分、調整の動きが起こりやすいと見ています。
特に月曜には植田日銀総裁の発言、日本の経済指標もあるため、週前半は要注目です。
1. 今の環境認識(週足・日足)
-
『週足』は明確なアップトレンド継続中
-
CPIと介入による下落で一度トレンドが崩れるも、ネックラインを上抜け、再上昇
-
『日足』ではアウトサイドバーが出現、短期的には調整下落の兆しも
『下は試しに行きそうだけど、長期では上昇トレンドはまだ崩れていない』というのが現状です。
2. 日足トレンドは5波完了の可能性あり
-
エリオット波動で見ると、日足の上昇5波が完了しているかもしれません。
-
調整が入るなら、151.57付近までの下落も視野
-
ただし、そこから下のブレイクは中長期のトレンド転換リスクも
今週はこの調整波が『どこまで落ちるか』が焦点になりそうです。
3. 現在の注目ポイントは1時間足の“三尊”
-
レジスタンス付近で1時間足に『三尊(ヘッド&ショルダー)』出現
-
ネックライン&切り下げライン+MA20・MA80のデッドクロスが重なっている箇所からの『戻り売りが有効』
もしこのまま落ちれば、トレンド継続型のショート戦略が立てやすいです。
4. 戻り売りが機能しなければ戦略変更も
-
ダブルボトムや高値更新が起これば、売り目線は一旦保留
-
上昇する場合は、80MAを基準に押し目買いに切り替える想定も必要
-
『無理についていかず、展開によって柔軟に構える』のが肝心です。
5. 今週の戦略まとめ
-
基本は『1時間足・三尊の戻り売り狙い』
-
ただし、上昇転換が見えた場合は『押し目買いにシフト』
-
方向が定まらない場合は、『手を出さない勇気も必要』
最後に
相場は『自分の都合』ではなく『値動きの都合』で動きます。
大事なのは、勝ちにいくよりも、まず『負けないこと』
値動きを静かに見つめて、チャンスが来るまで待つ。
そんな一週間にしてみてください。
『あなたのトレードが、少しでも安定に近づくことを願っています』