【ドル円】暴落後の調整相場で狙うトレード戦略|チャートパターンから見る根拠とは?
最近のドル円は、CPIや為替介入の影響で大きく下落。その後の値動きに注目していた方も多いのではないでしょうか?
本記事では、暴落後の調整局面における環境認識と、実際に行ったトレードの根拠をわかりやすく解説します。
1. 環境認識は「週単位」がカギ
長期の予想よりも、週足~日足のトレンドを基に流れをつかむのがポイントです。
・1週間の中で「上昇・下降」の方向性を判断
・デイトレ~短期スイングで波の中を狙う
・1波〜5波の構成やチャネルラインで構造を把握
「今週は上なのか、下なのか?」まずはそれだけ見極めましょう。
2. CPI・介入後は“浅い戻し”に注意
急落のあと、浅い戻りでのトレードは注意が必要です。
・一見すると「戻り売り」に見える場面も、まだ調整中の可能性あり
・調整の形がペナントやアセンディングトライアングルになることも
・その騙しで逆に下落が加速するケースも多い
見た目の形に惑わされず、相場の“深さ”を読みましょう。
3. チャネル裏のリテストでショート判断
実際のトレードでは、以下のような根拠でショートしました。
・チャネルをブレイク後、裏にリテスト(再接触)
・ダブルトップのネックライン割れからの戻り
・水平線+4時間足のトレンドを根拠にエントリー
戻りが浅くても、「売りが入りやすいエリア」を見極めることが重要です。
4. 急落に飛びつかない。反発を待つのも戦略
強く下落していても「すぐに売り」で飛びつくのはNGです。
・日足・週足では“ヒゲ”が多く、下はリスクエリア
・フラッグやダブルボトムを形成してから再下落する流れが多い
・逆に、底を固めて上昇する可能性もある
イメージに引っ張られず、「いかないパターン」も想定を立てておくと冷静に動けます。
5. 今後のドル円は?狙いは“調整明け”に
最後に、今後の注目ポイントを整理します。
・調整が終わるまでは“騙し”の動きが頻発しやすい
・チャネルや水平線との位置関係を要チェック
・ネックライン突破後の押し目、あるいは天井圏でのダブルトップに注目
ドル円はまだ方向感が定まりきっていない局面。焦らず、パターンの「完成」を待つ姿勢が大切です。
まとめ
暴落後のドル円は、一見チャンスに見えて“落とし穴”も多い相場です。
・環境認識を週単位で明確に
・騙しパターンへの警戒を忘れず
・ネックラインやチャネル裏のリテストを根拠に
「勝つより負けない」視点で、無理なエントリーは避けてください。