FXで使える鉄板パターン【全戻し】とは?実際のトレード4事例で学ぶエントリー根拠

相場分析・エントリーポイント

FXで使える鉄板パターン【全戻し】とは?実際のトレード4事例で学ぶエントリー根拠

トレードお疲れ様です!チャート分析、楽しんでいますか?

今回は私が実際に行ったトレードの中から、特に「これは使える!」という鉄板パターンの一つ【全戻し】について、ドル円の事例を交えながら詳しく解説します!

「急落や急騰の後にV字で価格が戻る時、どこでどう判断すればいいの…?」

そんな風に迷った経験はありませんか? 今回紹介する【全戻し】パターンを知っておくと、そんな場面で自信を持ってエントリーできるチャンスが増えるかもしれませんよ。

さらに、ポンド円、豪ドル円、ドルカナダでのトレード根拠も合わせて紹介しますので、レンジ相場での立ち回り方のヒントとしても、ぜひ参考にしてくださいね!

鉄板パターン解説:急落・急騰後のV字回復はチャンス!【全戻し】

では早速、ドル円のトレード例を使って【全戻し】パターンを見ていきましょう!

  • 状況: レンジ相場の中で、突発的なニュース(?)をきっかけに急落が発生しました。

  • どこで下げ止まったか?: まず注目したのは、価格が落ちてきた場所。

    • 強力なサポート帯: レンジの下限だけでなく、過去のネックラインやトレンドライン、さらに日足レベルのサポートラインまで重なる、まさに「鉄壁」とも言えるゾーンでした。
  • 反発のサインは?:

    • プライスアクション: サポート帯に到達後、1時間足で力強い反発を示すローソク足(アウトサイドバー)が出現!「お、これは買いサインかも?」と思わせてくれます。
    • 【ここが鉄板!】MA(移動平均線)の動き: ここが【全戻し】パターンの最大の特徴です!急落に対して、MA(特に1時間足の20MAなど)が全く追いついてこない。価格だけがV字で急回復し、あっという間に80MA(中期MA)の上まで戻り、その上で絡むような動きを見せました。
  • これが【全戻し】です! MAが追いつけないほどの急な価格の戻りは、それだけ強い買い圧力(または売り圧力)が働いた証拠。「さっきの急落は行き過ぎだったんだな」と市場が判断したサインと捉えられます。

  • エントリー判断: この【全戻し】パターンを確認し、さらに強力なサポート帯での反発、そしてプライスアクション(アウトサイドバー)という複数の根拠が揃ったことで、「これは自信を持ってロング(買い)だ!」と判断しました。

  • 利確目標: レンジ相場なので、欲張らずレンジの上限付近で利益確定。

【全戻し】のポイント: 急な値動きに慌てないこと!価格がどこで反応しているか(サポート/レジスタンス)、どんなローソク足が出ているか(プライスアクション)、そしてMAが価格の動きについてきているかを冷静に観察することが大切です。V字回復+MAが追いつかない形は、絶好のエントリーチャンスになることがあります!

他の実践トレード解説:レンジ相場での立ち回り方

【全戻し】以外にも、レンジ相場では様々なチャンスがあります。

  • ポンド円(ロング):トレンド中のレンジは押し目買いのチャンス!

    • 強い上昇トレンドの途中でできたレンジ相場でした。週足MAなどの長期的なサポートも効いている状況。
    • 明らかに「上目線」だったので、レンジ下限付近からの押し目買いを狙っていました。
    • 週明けに力強い大陽線が出たのを見て、「よし、上昇再開だ!」と判断しロングエントリー。利確はレンジ上限付近。シンプルですが、トレンドフォローの基本ですね!
  • 豪ドル円(ロング):長期ライン際の攻防を見極めて!

    • こちらは下値圏でのレンジ(チャネル型)。週足レベルの重要なサポートラインの上で、なんとか踏ん張っている様子でした。こういう長期ラインに価格が張り付く動きも注目です。
    • サポートが効いていると判断し、「上に行くかも?」とロング狙い。
    • 1時間足で短期的な下落の流れを上にブレイクするサインが出たのを確認してエントリー。利確はレンジ(チャネル)上限付近。
  • ドルカナダ(ショート):基本に忠実に、レンジ上限から逆張り!

    • これも分かりやすいレンジ相場。
    • 今度はレンジの上限に価格が到達したので、セオリー通り**ショート(売り)**を検討。
    • 短期的な上昇トレンドラインを下抜け、さらに下落を示唆するローソク足(十字線)が出たのを確認。「これは売りのサインが揃ったな」と判断しエントリー。利確はレンジ下限。

まとめ:パターン認識と「根拠」があなたの武器になる!

今回は、鉄板パターン【全戻し】と、レンジ相場でのトレード事例(合計4つ)をご紹介しました。

  • 【全戻し】パターン: 急落・急騰後のV字回復時、MAが追いついていないかをチェック!強力な反転サインになることがあります。
  • レンジ相場: まずは上限・下限を意識。その中でプライスアクション短期的な流れを読み取り、エントリー根拠を探しましょう。

相場状況は常に変化しますが、今回紹介したような「パターン」を認識する力と、「なぜそこでエントリーするのか?」という明確な根拠を持つことが、安定したトレードへの道を切り拓いてくれます。

ぜひ、あなたのチャートでも【全戻し】パターンや、レンジ相場でのチャンスを探してみてください!きっと新しい発見があるはずですよ。

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