こんにちは、56スパルタンFXです。
今週は『プランAが崩れ、プランBへ切り替わった週』でした。
特にドルインデックス・ドル円・ポンドドル・クロス円で、チャートの流れが大きく変化したポイントが複数見られました。
結論から言うと、事前に『プランA/Bの両方を準備していたかどうか』が分かれ道になったと感じています。
1. ドルインデックスの「底打ち感」からスタート
週明けはドルインデックスの戻り売りを想定していたものの、
月曜早々に強い下落が入り『底打ち』のようなプライスアクションが出現。
1時間足ではダウントレンドの戻り売りが機能せず、
日足レベルではヒゲを伴う陽線=毛抜き底となり、反転の兆しが見えました。
2. プランAが崩れた瞬間、どう動くか?
もともとは「戻り売り」がプランAでした。
しかし、先にターゲット(安値)をつけてしまったことでAは否定。
ここで重要なのが、プランB=反転シナリオを『準備していたか』です。
想定外の値動きも、想定しておく。これが僕の考える「動いてから判断」の本質です。
3. ポンドドル:我慢のシナリオ選定
ポンドドルも注目通貨の一つ。
切り下げラインのブレイク後、勢いが出そうで出ない…。
ここで「下から買う」か「抜けてから買う」の2択だけに絞っておけば、
無駄なエントリーや高値掴みは避けられます。
チャートは“修正しながら進むもの”という前提で、焦らず構えるのが正解。
4. クロス円・ドル円:ダイヤモンド系からの切り返し
ユーロ円やポンド円でも同様に、ダイヤモンド型の修正波が形成されたあと、
チャートは切り返してきました。
この流れを見て「トレンドが出なかった」と判断できれば、
無理に追わず、逆にロングへ切り替える準備ができます。
実際、切り上げライン・インサイドバー・陽線ブレイクなど
『プランB発動の定番サイン』が複数重なり、反転狙いが成立しました。
5. 今週のまとめ:上下どちらも取れた週
今週はプランAで入れず、Bに切り替えたからこそ「上下どちらも取れた」週でした。
上手くいくこともあれば、思惑が外れることもあります。でも大事なのは、常に『複数のシナリオを用意しておくこと』。
それがあるだけで、相場に対する視野は驚くほど広がります。値動きを「外から当てる」のではなく、
動いたあとに「中身=内部波動」を観察することで、判断の精度が上がります。『こうなったらこうする』を最低2パターン。
これが、僕が繰り返し伝えている“構造で相場を見る”という姿勢です。